昨夜寝る前に、雑誌で、茂木健一郎さんという人の記事を読んでいたのですが、偶有性という事が書いてあって、ちょっと感動してしまったので紹介します。
記事を抜粋すると・・・
それは関係を固定化するんじゃなくて、混ぜてしまうー偶有性ー
・・・たとえば六本木ヒルズで「今日のシャンパンはドンペリにしよう」と言っている人たちの生活と、一生懸命お金稼いで下宿へ帰って「今日の発泡酒は何にしよう」って言っている人の生活が、実は脳科学からみると偶有性っていう点においては平等なんです。・・・・哲学的に偶有性の大事な要素は「私はあの人だったかもしれない。私は全然別の人生を歩んでいたかもしれない。」ということを知ることなんです。・・・・・・子供の時は将来何になるかわからないんだから、偶有性がたくさんある。ところが、大人になると偶有性がだんだん失われていって、自分はこうだと決めつける態度になるわけです。僕はよく若者に「自分が何者だと決めつけるな。」といつも言っているんです。自分が何者だと決めつけた瞬間に、脳のその偶有性に対応する活動の機能が失われてしまって、歳を取るよって。・・・・若さというのは、自分が何者でもありえた、これからでも何者でもありうるっていうことを引き受けて、そして他人のさまざまな苦境とかそういうことに共感を持ってできることをやるという、それが大事な事だと僕は思います。・・・・・・
自分の仕事をやっている時はあんまり思わないのですが、絵の教室をやっていると、自分の絵は全然ダメだと思い込んでいる人がいる事を実感します
絵は本来楽しいものです。幼稚園位の子はみんなのびのびと楽しそうに絵を描きます 大人になってもこうあるべきです Yoshikoはそういう生徒さんばっかりにしたいと、一生懸命頑張っています これは本当に本当に一生懸命やっています
今日は絵の教室の受付で店長と喋っていましたが、自分の絵の道はいいけど、生徒さんに教える器のない先生が少なくないそうです ゴッホは誰でも知っている有名な画家ですが、生前は一枚しか絵が売れなかったとか・・・・。自分の道と人に教える道は、似ているようで全然違うものだと思います。 生徒に描く楽しさが教えられない先生は、やめて自分の道だけを極めるべきだと思います。
この間、葉っぱや枝の付いてる柿を描きたいなぁ と言っていたら、今日はどっさりいただいたので、描かない訳にはいかず 描いてみました。(画像)
段々生徒さんが増えてきて、今日はとても疲れちゃった もう寝ます また元気になったら、Yoshikoのお喋りに付き合ってね
水泳のコーチでも、教えるのが上手いなと思った人で、それは意外と選手時代にタイムの遅かった人だったりした事が何度かあります
何処でも言える事なんですね。
Yoshikoは今でも、自分の可能性を信じているオメデタイ所があるので、すごく共感して嬉しくなったのです
柿真っ盛りですね。ウチは頂き物の柿を毎日食べています 柿好きなので嬉しいです
スポーツでもプレーは上手くても指導者として向いてるかというと、そうでもない場合があるし。
>「自分が何者だと決めつけるな」ですね。
そう思ってやっていけたらいいな。
あっ、美味しい柿を貰ったんだ。
食べよーーー。
じゃね