俳句に親しむ 目次
■ 俳句に親しむ(2)
■ 俳句に親しむ(1)
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■ 俳句に親しむ 2
2024/12/01 《咳をしてをれば猫きて嚏せり》 (加藤楸邨 8-155)
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2024/11/01 《つぎつぎに風が木を出て菊日和》 (飯田龍太 6-121)
2024/10/01 《人それぞれ書を読んでゐる良夜かな》 (山口青邨 ④-116)
2024/09/01 《ゆさゆさと風に身を漕ぐ蟷螂かな》 (野村喜舟 ⑥-105)
2024/08/01 《大蟻のたたみをありく暑さ哉》 (井上士郎 ⑥-82)
2024/07/01 《木から木へこどものはしる白雨かな》 (飴山実 6-74)
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2024/06/01 《涼しさや赤子にすでに土踏まず》 (高田正子 2-80)
2024/05/01 《東入る西入る知らず朧かな》 (草間時彦 2-32)
2024/04/01 《赤ん坊の掌の中からも桃の花》 (長谷川櫂 ⑩-34)
2024/03/01 《ことごとくのけぞる雛を納めけり》 (千葉浩史 ⑩-17)
2024/02/01 《たくあんの波利と音して梅ひらく》 (加藤楸邨 ⑥-5)
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2023/12/01 《枯蔦となり一木を捕縛せり》 (三橋鷹女 ⑨-155)
2023/11/01 《顔抱いて犬が寝てをり菊の宿》 (高浜虚子 ⑧-134)
2023/09/01 《蜻蛉の微のまぎれずに秋の天》 (安富風生 3-108)
2023/08/01 《朝がほや一輪深き淵のいろ》 (与謝蕪村 ⑧-89)
2023/07/01 《滝の神所蔵の虹を滝に懸け》 (鷹羽狩行 ⑦-88)
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2023/06/01 《風貌のすでに将たり蟇の生れ》 (秋葉雅治 8-63)
2023/05/01 《かぎりなく出てしやぼん玉落ちて来ず》 (橋本多佳子 3-43)
2023/04/01 《蝶々のもの食ふ音の静かさよ》 (高浜虚子 ②-42)
2023/03/01 《畑打つや土よろこんでくだけけり》 (阿波野青畝 ④-5)
2023/02/01 《紅梅に積りし雪は染まりけり》 (永井龍男 ⑦-4)
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2022/12/01 《ねむごろに水底もみぢ泥となりぬ》 (松村蒼石 2-144)
2022/11/01 《秋茄子や誰もいぬので拝んでみる》 (宇多喜代子 4-112)
2022/10/01 《生涯の影ある秋の天地かな》 (長谷川かな女 ⑤-101)
2022/08/01 《滝の神所蔵の虹を滝に懸け》 (鷹羽狩行 ⑦-88)
2022/07/01 《蟻の顔に口ありて声充満す》 (加藤楸邨 4-58)
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2022/05/02 《くもの糸一すぢよぎる百合の前》 (高野素十 ③-53)
2022/04/01 《芳草や黒き烏も濃紫》 (高浜虚子 ⑨-24)
2022/03/01 《紙雛や恋したさうな顔ばかり》 (正岡子規 ⑤-12)
2022/02/01 《あたたかに冬の陽の寒き哉》 (上島鬼貫 ⑩-158)
2021/12/01 《ちやんちやんこ褒められぬ程似合ひたる》 (金田美穂 4-157)
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2021/11/01 《によつぽりと秋の空なる富士の山》 (上島鬼貫 ②-120)
2021/10/02 《あをあをと瀧うらがへる野分かな》 (角川春樹 ⑧-131)
2021/09/01 《尾を立てて日時計となる赤蜻蛉》 (井上緑水 7-115)
2021/07/01 《暮れ切つて元気撥剌初蛍》 (松尾隆信 9-60)
2021/06/01 《あめんぼう終生碧き湖を出ず》 (渡辺祥子 8-69)
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2021/05/01 《山門を出れば日本ぞ茶摘みうた》 (田上菊舎 9-4)
2021/04/01 《一雫こぼして延びる木の芽かな》 (有井諸九 ⑩-4)
2021/03/01 《鐘の音を追ふ鐘の音よ春の昼》 (木下夕爾 7-22)
2021/02/01 《湯豆腐のかけらの影のあたゝたかし》 (飴山実 ⑨-143)
2020/12/01 《足高に橋は残りて枯野かな》 (中川乙由 3-143)
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2020/11/01 《顔抱いて犬が寝てをり菊の宿》 (高浜虚子 ⑧-134)
2020/10/01 《良夜かな赤子の寝息麩のごとく》 (飯田龍太 1-118)
2020/09/01 《村にある風の抜け道秋桜》 (山内康典 7-120)
2020/08/01 《鹿の子の生れて間なき背の斑かな》 (杉田久女 ⑩-53)
2020/07/01 《獏ならで母の夢くふ乳房の子》 (野 睡 6-61)
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2020/06/01 《紫陽花やよれば蚊のなく花のうら》 (加藤曉台 ⑤-72)
2020/05/01 《萍の中に蛙の目がふたつ》 (青柳志解樹 8-64)
2020/04/01 《百千鳥雌蕊雄蕊を囃すなり》 (飯田龍太 2-15)
2020/03/01 《春雨やうち身痒がるすまひ取》 (炭太祇 8-8)
2020/02/01 《白梅やわれをも含め人が邪魔》 (岡本文弥 4-19)
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2020/01/02 《竹馬やいろはにほへとちりぢりに》 (久保田万太郎 ①-139)
2019/12/01 《冬虹や根のあるごとく瞭かに》 (原コウ子 3-152)
2019/11/01 《急く仔犬四股もにぎやか七五三》 (香西照雄 3-145)
2019/10/01 《わが指に針置きざりし秋の蜂》 (加藤知世子 7-111)
2019/09/01 《天高し人間といふ落し物》 (上甲平谷 2-132)
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2019/08/01 《蝶の舌ゼンマイに似る暑さかな》 (芥川龍之介 6-81)
2019/07/01 《後より押され落ちつぐ滝の水》 (檜紀代 8-72)
2019/06/01 《紫陽花におもたき朝日夕日哉》 (中川乙由 ⑧-62)
2019/05/02 《葉をむけば汗かいてをり柏餅》 (亀井新一 ⑧-42)
2019/04/01 《降る雪や明治は遠くなりにけり》 (中村草田男)
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2019/03/01 《木々おのおの名乗り出たる木の芽かな》 (小林一茶 1-4)
2019/02/01 《寒鴉己が影の上におりたちぬ》 (芝不器男 ⑦-169)
2018/12/01 《美しき眼をとりもどす嚏の後》 (小川双々子 3-145)
2018/11/01 《吊柿鳥に顎なき夕べかな》 (飯島晴子 ①-124)
2018/10/01 《台風の目つついてをりぬ予報官》 (中原道夫 1-178)
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2018/09/01 《遠くまで行く秋風とすこし行く》 (矢島渚男 4-110)
2018/08/01 《打ち水の流るる先の生きてをり》 (上野泰 2-73)
2018/07/01 《何ともなやなう 何ともなやなう 人生七十古来稀なり》 (閑吟集 2-57)
2018/06/01 《滝落ちて群青世界とどろけり》 (水原秋桜子 7-56)
2018/05/01 《ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに》 (森 澄雄 ①-38)
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2018/04/01 《人が生き返る映画や四月馬鹿》 (松尾隆信 3-29)
2018/03/01 《肩うって春の霰のそれきりに》 (畑耕一 3-22)
2018/02/01 《おもしろう鴨の滑りし氷かな》 (岸田稚魚 9-171)
2018/01/11 《母許や春七草の籠さげて》 (星野立子 2-169)
2017/12/01 《屋根ゝゝはをとこをみなと棲む三日月》 (富沢赤黄男 ①-141)
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2017/11/11 《手長猿秋天ひょいと掴みとる》
(K子さん 第28回 伊藤園新俳句大賞 一般の部A 大賞)
2017/11/11 《花屑の湿りをつけて靴の底》
(K男さん 第28回 伊藤園新俳句大賞 佳作特別賞)
2017/11/01 《空をあゆむ朗朗と月ひとり》 (荻原井泉水 ②-115)
2017/10/01 《駈ける蹴る踏む立つ跨ぐ跳ぶ転ぶ》 (渡辺白泉 5-104)
2017/09/01 《単線の鉄路押し上ぐ曼珠沙華》 (杉山とし 8-121)
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2017/08/01 《さやけくて妻ともしらずすれちがふ》 (西垣脩 ①-111)
2017/07/01 《水に入るごとくに蚊帳をくぐりけり》 (三好達治 ③-74)
2017/06/01 《われむかし踏つぶしたる蝸牛かな》 (上島鬼貫 5-71)
2017/05/01 《虹を吐てひらかんとする牡丹かな》 (与謝蕪村 5-59)
2017/04/01 《柏餅配つて来ては一つくい》 (排風柳多留 3-48)
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2017/03/01 《あたたかや万年筆の太き字も》 (片山由美子 8-15)
2016/12/01 《湯豆腐のかけらの影のあたゝかし》 (飴山実 ⑨-143)
2016/11/26 《古池や蛙飛びこむ水の音》 (松尾芭蕉)
2016/11/26 《花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ》 (杉田久女)
2016/11/26 《身一つとなりて薫風ありしかな》 (佐藤勲)
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2016/11/01 《彼一語我一語秋深みかも》 (高浜虚子 ①-126)
2016/10/01 《松の葉の地に立並ぶ秋の雨》 (内藤丈草 2-124)
2016/09/01 《両翼の傾斜たのしむ蜻蛉かな》 (阿波野青畝 6-103)
2016/08/01 《子が食べて母が見てゐるかき氷》 (森澄雄 4-78)
2016/07/01 《梅雨続く小錦十人いるような》 (坪内稔典 2-62)
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2016/06/01 《衣更へて魚のこころで町に出る》 (能村登四郎 7-54)
2016/05/02 《ふつつかな魚のまちがひそらを泳ぎ》 (渡辺白泉 6-48)
2016/04/01 《花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ》 (杉田久女 ①-14)
2016/03/01 《顔じゆうを蒲公英にして笑ふなり》 (橋石 2-25)
2016/02/01 《竹林の月の奥より二月来る》 (飯田龍太 ⑤-14)
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2016/01/02 《ラガー等のそのかちうたのみじかけれ》 (横山白虹 ⑤-142)
2015/12/01 《父よりも母に親しき冬夜かな》 (佐藤紅緑 2-156)
2015/11/01 《小春日や石を嚙み居る赤蜻蛉》 (村上鬼城 ⑤-141)
2015/10/01 《わが影の壁にしむ夜やきりぎりす》 (大島蓼太 ①-121)
2015/09/16 《選外や夏は選者も好不調》 (高橋昌也 朝日俳壇 2015/07/27)
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2015/09/01 《失ひし陣取り遊び路地に秋》 (池側喜代栄 7-100)
2015/08/01 《涼風の曲りくねつて来たりけり》 (小林一茶 ⑤-91)
2015/07/01 《ゆるやかに着てひとと逢ふ螢の夜》 (桂信子 ①-64)
2015/06/01 《風の百合雌蕊受粉のよろこびを》 (西島麦南 2-73)
2015/05/10 《たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ》 (坪内 稔典)
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2015/05/10 《三月の甘納豆のうふふふふ》 (坪内稔典)
2015/05/01 《青蛙おのれもペンキぬりたてか》 (芥川龍之介 ④-81)
2015/04/01 《腰衣をまとひ甘茶を浴びたまふ》 (平畑静塔 6-28)
2015/03/01 《片隅で椿が梅を感じてゐる》 (林原耒井 ③-17)
2015/02/01 《山頂に杭打ちて山目覚ましむ》 (吉野義子 ⑥-20)
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2015/01/03 《長松が親の名で来る御慶かな》 (志太野坡 ④-168)
2014/12/01 《ままごとのお金はもみぢ兄いもと》 (井本農一 ④-140)
2014/11/01 《茫々と取り乱したる薄かな》 (上島鬼貫 6-130)
2014/10/01 《足もとはもうまつくらや秋の暮れ》 (草間時彦 ⑤-135)
2014/09/01 《おさへねば浮き出しさうな良夜なり》 (平井照敏 ⑦-103)
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2014/08/01 《夕顔や女子の肌の見ゆる時》 (千代女 ②-89)
2014/07/01 《土くれはどんな味する燕の子》 (正木ゆう子 2-62)
2014/06/01 《水底の影も尾を振り蝌蚪泳ぐ》 (大川俊哉 8-53)
2014/05/01 《文もなく口上もなし粽五把》 (服部嵐雪 2-45)
2014/04/01 《女身仏に春剥落のつづきをり》 (細見綾子 ①-5)
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2014/03/01 《衣手の松の色はえ木彫雛》 (水原秋桜子 5-15)
2014/02/01 《梅の花空より降りて地の鱗》 (原コウ子 3-3)
2014/01/02 《二日はや青三日月に塵もなし》 (原コウ子 4-167)
2013/12/01 《咳をしても一人》 (尾崎放哉 ⑤-152)
2013/11/01 《新米へ手を差し入れしぬくさかな》 (福地記代 3-135)
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2013/10/01 《ゆびずもう親ゆびらしくたゝかえり》 (阿部青鞋 2-111)
2013/09/01 《単線の鉄路押し上ぐ曼珠沙華》 (杉山とし 8-121)
2013/08/01 《玉葱の転がるやうに妻の来し》 (小澤克己 9-94)
2013/07/01 《瀧の上に水現れて落ちにけり》 (後藤夜半 ①-79)
2013/06/01 《越後屋に衣さく音や更衣》 (榎本其角 ①-51)
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2013/05/01 《目には青葉山時鳥初鰹》 (山口素堂 ①-37)
2013/04/01 《ゆで玉子むけばかがやく花曇》 (中村汀女 ⑧-20)
2013/03/01 《両方に髭がある也猫の恋》 (小西来山 ⑤-10)
2013/02/01 《医者患者同じ薬を嚥(の)んで冬》 (草間時彦 5-153)
2013/01/01 《しんしんと寒さがたのし歩みゆく》 (星野立子 ②-162)
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2012/12/01 《竹馬の子のおじぎしてころびけり》 (星野立子 4-173)
2012/11/01 《木がらしや目刺にのこる海のいろ》 (芥川龍之介 ①-127)
2012/10/01 《梨食ふと目鼻片づけこの乙女》 (加藤楸邨 ①-110)
2012/09/30 《ふりかねてこよひになりぬ月の雨》 (江左尚白 1-118)
2012/09/01 《秋来ぬと目にさや豆のふとりかな》 (大伴大江丸 ①-83)
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2012/08/01 《金魚売買へずに囲む子に優し》 (吉屋信子 ③-48)
2012/03/01 《いきいきと三月生まる雲の奥》 (飯田龍太 ⑤-14)
2013/12/01 《咳をしても一人》 (尾崎放哉 5-152)
2011/12/31 《除夜の妻白鳥のごと湯浴みをり》 (森澄雄 ④-167)
2011/10/15 《牡丹雪水に映りて水に入る》 (堀田薫 西大寺境内の句碑)
2011/07/26 《閑かさや岩にしみいる蝉の声》 (松尾芭蕉 ①-69)
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2011/06/01 《青梅の臀うつくしくそろひけり》 (室生犀星 ⑨-64)
2011/03/23 《土筆摘穂先に黒き焦げのあと》 (安部桂 8-18)
2011/03/03 《笑ふかに泣くかに雛の美しく》 (上野泰 6-11)
2011/02/01 《梅一輪一りんほどのあたたかさ》 (服部嵐雪 ⑥-179)
2011/01/20 《枯枝ほきほき折るによし》 (尾崎放哉 ②-155)
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2010/12/15 《糸瓜咲て痰のつまりし仏かな》 (正岡子規 ⑥-113)
2010/12/15 《筒袖や秋の柩にしたがはず》 (夏目漱石 9-109、全集23巻p.166、27巻p.177)
2010/12/15 《手向くべき線香もなく暮れの秋》 (夏目漱石 3-121、全集23巻p.166、27巻p.177)
2010/12/15 《霧黄なる市に動くや影法師》 (夏目漱石 ⑧-113、全集23巻p.166、27巻p.177)
2010/12/15 《きりぎりすの昔を忍び帰るべし》 (夏目漱石 全集23巻p.166、27巻p.177)
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2010/12/15 《招かざる薄に帰り来る人ぞ》 (夏目漱石 全集23巻p.166、27巻p.177)
2010/12/14 《街燈のしやつくり点り冬の暮れ》 (後藤綾子 3-163)
2010/12/10 《葛湯して佳境にちかき水滸伝》 (飴山實 3-163)
2010/12/07 《いくたびも雪の深さを尋ねけり》 (正岡子規 ①-159)
2010/11/11 《手で顔を撫づれば鼻の冷たさよ》 (高浜虚子 ⑤-160)
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2010/10/22 《初秋の蝗つかめば柔かき》 (芥川龍之介 ⑤-104)
2010/10/12 《水に止まり土に休めり秋の蝶》 (出口善子 5-111)
2010/10/08 《寝がへりの方になじむやきりぎりす》 (内藤丈草 4-120)
2010/10/07 《にせものときまりし壺の夜長かな》 (木下夕爾 ⑨-114)
2010/10/06 《低く言ひ高く笑ふはおもしろき》 (武玉川 ⑥-120)