★【 My Biz Blog 】★

興味のあるビジネス情報を伝えていきます♪
(IoT,Azure,Windows 10, etc...)

Embedded Lockdown Manager (ELM) -2-

2012-10-29 10:50:22 | Windows Embedded Standard
Release Noteに記載されている、ELMの注意点の続き。

どうやら、英語の言語パッケージが入っていないと、インストールできないとのこと。


これは、リモート管理用にELMをインストールする場合もそうなのかな。

試しにWindows 7の64bit 日本語版にインストールしようとしましたが、

「適用できません」みたいなメッセージが表示され、インストールできませんでした。

ELMのローカリゼーションが間に合っていないだけかな?


製品版では改善してることを祈ってます(汗)。


Embedded Lockdown Manager (ELM) -1-

2012-10-29 03:09:15 | Windows Embedded Standard
Release PreviewのRelease Noteを見てますが、

いろいろ書いてあるので要注意。


これまで、UCT(Unified Configuration Tool)と呼ばれていた、

Lockdown機能の管理ツールですが、

CTP3あたりからEmbedded Lockdown Managerという名前に変わりました。

名称は変わりましたが、以前どおりMMC(Microsoft Management Console)の

スナップインとして提供されます。


なお、CTP3では、Toolkitのインストールディスク内に

EmbLockSetup_x86.msi(32bit OS用)とEmbLockSetup_amd64.msi(64bit OS用)があり、

ターゲットまたはリモート管理用PCに上記のmsiを実行して

インストールしていました。

Release Preview版では、

【Windows 7 または Windows Server 2008の場合】
・32bit OS:Windows6.1-KB2758707-x86.msu

・64bit OS:Windows6.1-KB2758707-x64.msu

【Windows 8, Windows Embedded 8 Standard または Windows Server 2012】
・32-bit OS:Windows8-RT-KB2758707-x86.msu

・64-bit OS:Windows8-RT-KB2758707-x64.msu

と、環境によってインストールファイルが違います。

これらのファイルは、WES8RP版Toolkitのインストールディスク内にあります。


Windows Embedded 8 Standard Release Preview

2012-10-27 12:11:55 | Windows Embedded Standard
しばらく更新が止まっていて申し訳ありません(汗)。


先日、大阪でWES8CTP3についての解説セミナーで登壇しました。

が、実はそのセミナーの前日にRelease Previewが公開されて、

コンテンツを変えようか、ほんと焦りました(笑)。

来週の東京でのセミナーでは、

Release Previewベースでセミナーをする予定です。


ということで、

Microsoft ConnectからWES8のRelease Preview版がダウンロード可能です。

なお、いつも通り、Live IDが必要です。


気になるのが、製品名。

次期組込み向けOSの製品名は「Windows Embedded Standard 8」だと思っていたのですが、

Windows Embeddedのポータルサイトでも、

「Windows Embedded 8 Standard Release Preview」という表記が。


MS製品は正式リリースまでに名前が変わることが多いですが、

(WES7も、CTP版ではWES2011って名前でした)

なんか少しだけ変えられると、覚え間違いますよね(汗)。

ダイナミックに変えるとわかりづらいけど。

なにか意図があるとは思うんですが、

ユーザーに優しい変更をおねがいします(笑)。











Windows Embedded Standard 8 CTP3 リリース

2012-09-22 22:11:54 | Windows Embedded Standard
Windows 8の一般発売が近づいていますが、

Windows 8の組込み版OSであるWindows Embedded Standard 8の

CTP(Community Technology Preview)版の第3版がリリースされました


Windows Embedded のポータルサイトから、

WES8CTP3の紹介ページに飛べます。

こちら



ToolkitのインストーラのISOイメージと

32Bit及び64BitのIBWのISOイメージが

Microsoft Connectからダウンロードできます。

(いつも通り、Live IDが必要です。)


Windows Embedded Standard 8 CTP2 -19-

2012-07-03 01:42:54 | Windows Embedded Standard
今回はEdge Gesture Filterを使って、

Metro UIに遷移しない方法を模索します。


Edge Gesture Filterですが、

WES8CTP2付属のHelpを見ても、

設定方法がよくわかりません(笑)。


まずはパッケージの追加ですが

カタログの「Lockdown」内にあるEdge Gesture Filterを

ダブルクリックもしくは右クリックメニューでConfiguration Fileに

追加してください。


以下の図を参照ください。

(クリックすると大きな画像が見れます。)




Filter View の設定を「2 offline services」にすると、

設定が変更できます。


ここでの設定値については、

WES8CTP2と一緒に提供されているRelease Notes.htmに記載があります。

・Left Edge(0x01)
 ⇒Disables left edge input and app switcher gesture.

・Right Edge(0x02)
 ⇒Disables right edge input and charm bar gesture.

・Top Edge(0x04)
 ⇒Disables top edge input and top application bar gesture.

・Bottom Edge(0x08)
 ⇒Disables bottom edge input and bottom application bar gesture.

・Top Left Edge(0x10)
 ⇒Disables top left edge input gesture.

・Top Right Edge(0x20)
 ⇒Disables top right edge input gesture.

・Bottom Left Edge(0x40)
 ⇒Disables bottom left edge input gesture.

・Bottom Right Edge(0x80)
 ⇒Disables bottom right edge input gesture.


複数のEdgeに対してフィルターをかける場合は

OR演算した値を設定します。


ここでは、Metro UIに遷移させないことを考えているので、

チャームが表示される

・Right Edge

・Top Right Edge

・Bottom Right Edge

と、スタートメニューに遷移するためのアイコンが表示される

・Bottom Left Edge

さらに、エクスプローラを閉じることができる

・Top Edge

はフィルタリングする必要があります。


Left Edgeでアプリの切り替えができますが、

Metro UI アプリを起動していなければ、問題ない・・・はず。


で、設定する値は0xE6なんですが、

10進での入力のみの対応のようで、

230を設定します。


これでカスタムIBWを作成し、

OSをインストールすると、

見事にDesktop UIでジェスチャーからの

チャーム表示、スタートメニューへのアイコン表示が阻害され、

ジェスチャーでのMetro UI遷移を止めれそうです。

Keyboard Filterで、Windows キーを使用するショートカットキーや

スタートメニューを表示するショートカットキーをフィルタリングすれば

今のところ考えられる遷移パスはつぶせるかと・・・。


・・・・ただ、重要な問題が・・・。

起動直後がMetro UIのスタートメニュー表示・・・。





これって回避できるのだろうか・・・。


Windows Embedded Standard 8 CTP2 -17-

2012-06-30 11:06:00 | Windows Embedded Standard
前回の記事では、

Metro UIからデスクトップUIに遷移させない方法を

試行錯誤してみたけど、

通常の運用を考えると、

Windows 8 Shellじゃなくてカスタムシェル前提の必要があるんじゃなかろうかと、

ちょっと反省。


そういえば、チャームやAppバーって、

もうしかしてカスタムシェルにしちゃうと表示されないのかな?

後で試してみますかね・・・。



閑話休題


-15-でUCT(Unified Configuration Tool)でKeyboard Filterを試してみましたが、

ついでにUnified Write Filterも試してみました。


MMCでUCTを開き、画面の右側の「Connect to Device...」を選択し、

「Local Computer」を選択します。

以下のような画面が表示されるので、

左側のツリーから、「Unified Write Filter」のツリーを展開。

Volumesを選択状態にします。

(クリックすると、大きな画像が見れます。)




右側の操作ペインで、「Enable Unified Write Filter」を選択します。

すると、以下のような表示に変わります。

中央のペインに「Unified Write Filter Enabled after reboot」と記載があるように、

UWFが有効になるのは再起動後です(この時点ではまだ無効です)。




つづいて、UWF保護対象ボリュームを選択します。

中央のペインでボリュームを選択し、右クリックメニューで「Protect」を選択してください。




今度は以下のような表示に変わります。

Protectとするよう設定したボリュームのPending Rebootの列が、

「Protected」になります(そう、再起動後にProtectedになります)。




ここで再起動し、再度UCTを立ち上げてみてください。

以下のように表示されます。




以降、Protected対象のボリュームへの変更は、

すべてRAMまたは別のボリューム上にWrite Throughされます。

プロテクトボリューム内のファイルに変更を加えても、

再起動後には元にもどります。

試してみてください。



なお、Write Through先は以下の設定画面から可能です。

※右側のペインの「Edit Overray properties」を選択すると表示されます。





Windows Embedded Standard 8 CTP2 -16-

2012-06-29 03:17:46 | Windows Embedded Standard
実験してみたこと。

■Windows Explorerを外してOSをインストールし、

 Metro UIオンリーなOSを作成できるか?


 ⇒現状できなさそう。
 
 【手順】

  ICEにてWindows 8 Shellが入ったConfiguration Fileを作成し、

  Validateを行う(Add Required Moduleで)。

  その後Windows Explorerを手動でDelete。

  その状態で(Validateをかけずに)

  Create Media→Create IBW Image from Configuration Fileを行う。

  作成したカスタムIBWを使ってターゲットにOSを入れ込み

  起動させてみる

 【結果】

  「Preparing…」から先に進まず、

  気がついたら真っ黒な画面の状態になっている。

  デスクトップの準備に失敗している?

  タスクマネージャすら起動できない状態なので、

  どのフェーズでどのような状態になっているかは不明。








Windows Embedded Standard 8 CTP2 -15-

2012-06-28 21:15:27 | Windows Embedded Standard
-14-の続きです。

UCT(Unified Configuration Tool)をターゲット上で動かしてみました。

まずはMMC(Microsoft Management Console)を起動し、

UnifiedConfigurationTool.mscを開きます。

(クリックすると、大きな画像がみれます。)




画面の右側の「Connect to Device...」を選択します。




上記のような画面が表示されるので、

「Local Computer」を選択します。

そうすると、以下のような画面に変わります。



動かしているOSには、Keyboard FilterとUWFが入っているのがわかります。

⇒やっぱりUWFの名称はUnified Write Filterですねぇ。


ためしにチャームを出すショートカット「Windows キー + C」を無効にしてみました。

やり方は簡単。

すでに最初からいろいろなショートカットが登録されているので、

目的のショートカットキーを選択し、右クリックメニューから「Block Key」を選ぶだけ。




すぐに設定が反映され、ショートカットキーを押してもチャームが表示されなくなりました。


ん、Metro UIに遷移させない実験の第1段階は達成。

あとはEdge Gesture Filterでチャームを出ないようにすれば、

Metro UI遷移防止ができる・・・かなぁ。






Windows Embedded Standard 8 CTP2 -14-

2012-06-28 08:00:00 | Windows Embedded Standard
-12-の続きで、UTCについて。

まずはインストールから。


ToolkitのインストールISOイメージ内にある

「EmbLockSetup_x86.msi」を起動します。

※64bit環境の方は「EmbLockSetup_amd64.msi」を起動。

以下のようなウィザードが表示されます。

(クリックすると大きな画像で見れます。)










インストールはすぐに終わるかと思います。

で、System32フォルダ配下に

「Unified ConfigurationTool」というMMCのSnap-Inファイルが

インストールされているかと思います。




とりあえずリモート(開発用PC)で起動してみると、

こんな感じ。