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Windows Embedded Standard 8 CTP2 -3-

2012-06-19 10:00:00 | Windows Embedded Standard

前回に引き続き、WES8CTP2の調査。

Toolkitをインストールすると、スタートメニューはこんな感じ。




Dialog Filter Editorとかなくなったんですね。


WEDU(Windows Embedded Developer Update)が入ってましたが、

起動はするけど、途中で終了します。

特にRelease Noteには書いてなかったと思うんだけど。

なんでだろう。


ちなみに、2012年6月19日現在のWindows Embedded Standard の

最新製品版は、「Windows Embedded Standard 7 SP1」ですが、

WES7SP1用のWEDUの最新版はVer1.1が先月末にリリースされています。



Windows Embedded Standard 8 CTP2 -2-

2012-06-19 02:05:23 | Windows Embedded Standard
今、WES8のCTP2をいろいろ動かしてみようとしていますが、

Windows 8 Release Previewと違うところが。


Microsoft Connect経由で報告済みですが、

フルセットのIBWで、日本語のLanguage Packを含めたOSイメージを

作ってみると、

一部日本語化されていなかったり。

Windows 8だと、インストーラから仮想ハードディスク(VHD)に

インストールできるんだけど、

IBWからは仮想ハードディスクにインストールできなかったり。

⇒VHDの空き容量はいっぱいあるのに、

 Disk Fullっていわれます(汗)。


そうそう、いろんな人が指摘してますが、

ICEでカスタムIBWを作る際、

通常、選んだパッケージに応じて、

サイズが表示されるんですが、

WES8CTP版同様、CTP2でも表示が0KBで表示されています。




まぁ、まだ製品版じゃないから、

これからいろいろ動かしてみて、

ユーザの改善要望を取り入れて

製品として仕上げていくんでしょうね。



Windows Embedded Standard 8 CTP2 -1-

2012-06-06 19:33:12 | Windows Embedded Standard
Windows Embedded Standard 8のCTP2版が

Microsoft Connectよりダウンロード可能になりました。

①Windows Live IDを準備

②Windows Embedded ポータルサイトよりプロダクトキーを取得
http://www.microsoft.com/windowsembedded/en-us/downloads/download-windows-embedded-standard-8-CTP-product-key.aspx

③Microsoft Connectにアクセス
http://connect.microsoft.com/

④ディレクトリリンクをたどり、

 Windows Emedded Standard を検索してください。

なお、Windows Embedded Standard 8 CTP 2 EULAの承諾が必要です。


前回リリースのCTP版同様、

Toolkitと、32Bit CPU用IBWのISOイメージ、64Bit CPU用IBWのISOイメージが

ダウンロードできます。

ToolkitのISOイメージは約4.9GByteあります。

2層DVDに焼くか、ISOイメージをマウントしてインストールしてください。


そうそう、そういえば、Windows 8はISOイメージのマウント機能がありますね。

ユーザのニーズを反映して、改善・機能追加がされていってるんですねぇ。





Windows Embedded Standard 8 CTP -3-

2012-05-20 19:04:57 | Windows Embedded Standard
前回の記事から引き続き、備忘録。


リリースノートを見ると、CTP版ではまだまだ制限があるようです。

いろいろ気づいた点を列挙しておきます。


・「Windows Embedded Standard 8 CTP1 Release Notes」
 ⇒タイトルがCTP1となっていますね。

  ・・・ということは、そのうちCTP2が出るんでしょうか?


・用語の変更
 Toolkitをインストールして、ICE(Image Configuration Editor)を立ち上げると、

 CatalogやConfigulation Fileといった名前が見受けられます。

 これまでDS(Distribution Share)とかAnswer Fileとか、

 いまいちピンとこない単語だったものが、比較的わかりやすい名前に変更されているようです。


・プロダクトキーが必ず必要
 ICEで作成したConfiguration Fileを使ってIBWを動かす場合、

 必ずConfiguration Fileにプロダクトキーが設定されている必要があるとのこと。

 設定されていないとエラーになるそうです。

 
・OOBEフェーズで表示されるプロダクト名が「Windows 8 β」
 ⇒ということは、WES8のベースはWindows 8のConsumer Preview?


・ハイバネーションについて
 Windows 8ではハイバネーションを活用したブートを行って、

 起動時間を高速にしているようですが、

 WES8で作成のOSイメージは、ハイバネーションおよびhiberbootが

 デフォルトで有効になっているとのこと。

 なお、EWFを使って実現されるHORM(Hibernation Once / Resume Many)は

 CTP1では「not support」とのこと。


・Toolkitのアップデート機能について
 WES8CTP1でもWEDU(Windows Embedded Developer Update)が付属していますが、

 まだ機能していないとのこと。


・パフォーマンス問題
 EWFやSMB(ファイル共有機能)において、機能を有効にすると

 性能が遅くなることが確認されているようです。

 また、Write Filterに関しては、一部設定において起動障害が発生するようです。

 EWFなどの動作確認をする場合は、Release Noteをしっかり読んで設定してください。


・テンプレート
 OSイメージの構成例であるテンプレートですが、

 IBWで確認したところ、デフォルトで4種類表示されていました。

 そのうちのPower Friendly Mobile Deviceテンプレートについて、

 ワイヤレスネットワークとWindows Touch / マルチタッチのモジュールは

 マニュアルで追加する必要があるとのことです。



 







Windows Embedded Standard 8 CTP -2-

2012-04-27 16:57:45 | Windows Embedded Standard
一年少し愛用してきたノートPCを、イスの上から落としてしまい、

ディスプレイ出力がおかしくなってしまいました・・・。

LCDのラインがどこか切れたかも(汗)。

か、悲しい・・・。



閑話休題。

ちょっと前の記事で、WES8CTPがリリースされたことを紹介しました。

現在、IBW(Image Builder Wizard)を使っていろいろ試してる最中なので、備忘録。



・IBWを起動する前に、プロダクトキーを取得しておく。

 ⇒http://www.windowsembedded.com/wes8ctpから

  申し込むと、すぐにプロダクトキーが取得できます。


・IBWでの流れ

 ①起動すると、まず金魚(?)の画像が(笑)。

 ②IBWのウィザードに沿って作業するか、Answerファイルを使用するかを選ぶ。

  ⇒今回はもちろんウィザード起動。

 ③プロダクトキーの入力

 ④ライセンスアグリーメントの承諾

 ⑤テンプレートの選択

  ⇒使用した端末では4種類表示されたけど、

   テンプレートとしては5種類存在しているみたい。

 ⑥言語選択

 ⑦ドライバパッケージ、機能パッケージ(Feature パッケージ)の確認

  ⇒Modifyのチェックボックスをつけておくと、

   [Next]ボタン押下後の次の画面で、

   パッケージの追加が行えます。

 ⑧インストール先メディアの選択

  ⇒WES7時同様、パーティション分割やフォーマットも可能です。

 ⑨インストール開始


・CTP版では、現状、英語とドイツ語しかない。

 リリースノートによると、英語以外を選択した場合、

 言語向けフォントは自動的には組み込まれないので、

 手動で行う必要があるとのこと(恐らくCTP版限定)。


・(Image Configuration Editorもそうだけど)、

 IBWで選択したテンプレートやパッケージでの

 想定フットプリントが表示されない(これもCTP版のみの不具合?)。

 ⇒なので、HDD容量が残り少ない場合などは注意が必要。








WES7でのフットプリントについて

2012-04-04 00:58:13 | Windows Embedded Standard
備忘のために書いてみたり。


WES7 SP1で、Application Compatibilityテンプレートと

日本語Language Packageを使用してOSイメージを作る場合、

フットプリントはだいたい2.5GByteくらいになる模様。


ん、結構大きい。


要件にもよるとは思いますが・・・

今回はちょっと削りたい。


さらっと各パッケージのフットプリントを確認してみたところ、

中国語/韓国語といった他言語のフォント、IMEサポート、スピーチ関連のパッケージや、

DVD Makerのようなツール類は外せるかな。



ん~、なんか、どのパッケージが一番フットプリントに影響しているのかが、

ぱっとわかるツールが欲しい・・・。


各パッケージのサイズがどこかに保存されているんだろうから、

そういったこともできるんだろうけど。


ということで、暇ができたらアプリでも作りますかね。

⇒いつできるんやら(-_-;)

Windows Embedded Standard 8 CTP -1-

2012-03-09 16:10:52 | Windows Embedded Standard
Microsoft Connect経由で、

Windows Embedded Standard 8(WES8)の

CTP版(Comunity Technology Preview版)がダウンロード可能になっています!


やばい、試したいことがいっぱい(汗)。


このWES8ですが、もちろんWindows 8ベース。


Kinectで遊びつつ、WES8の情報も随時アップしていきます!

⇒すでに少しずつ動かしていますが、

 WES7から変わったことも多々あります。

 勉強、勉強!



そうそう、Kinect セミナーで登壇するという話をしましたが、

WES8に関してもセミナーを開催します。

日程調整中なんで追って詳細はお伝えしますが、

主にWES7から変わったことや、

Windows 8ベースでの利点なんかを話そうと思っています。

Hands-Onができればいいんですが・・・環境が整わないかな。


さ、準備頑張りまーす(>_<)




WES7でアプリを動かすための依存関係調査 - 3.6 -

2011-12-31 18:13:53 | Windows Embedded Standard
前回の記事で、アプリケーションが使用するファイルが

どのパッケージに含まれているかを調査するためのツール

『Package Mapper』が64bit環境でうまく動作しないという情報を

お伝えしていました。


※『Package Mapper』はMSのデベロッパーが作成して公開しているツールです。

 http://archive.msdn.microsoft.com/packagemapperからダウンロード可能です。



で、このままではどうしようもないので、

開発者のJ.T.Kimbell氏にメールしてソースを提供してもらい、

調べてみました。


単純にバイナリがAny CPUでビルドされており、

x64環境で実行すると64bitで動作するわけですが、

使用しているライブラリかCOM(恐らくEmbeddedDSI.dll)が32bit版なので呼び出せず、

動作しないようです(汗)。


というわけで、以下の手順でツールを64bit環境でも32bitで動作させるようにすれば、

問題なさそうですね。

①上記サイトから、Package Mapperをダウンロードします。
 ⇒[Download]タブのリンク「pkgmapper.exe」をクリックします。
  

②ダウンロードした「PkgMapperUI.exe」を念のためバックアップしておきます。
 ⇒単純にどこかにコピーしておいてください。

③Windows SDKをインストールします。
 Visual Studio 2008をインストールされている方は、すでに入っているかもしれません。
 私の環境では、VS2008をインストールしていますが、
 Windows SDKの6.0Aが入っていました。

④Windows SDKの以下のフォルダに入っているツール「CorFlags.exe」をコマンドプロンプト上で実行します。
 CorFlags.exeのあるフォルダ:Program Files¥Microsoft SDKs¥Windows¥(バージョン)¥bin
 実行例
 >CorFlags.exe (Package Mapperのあるフォルダ)¥PkgMapperUI.exe /32bit+


次回(こそ)は、Package Mapperを使用したパッケージの調査方法をお伝えします(笑)。



本年も本サイトを閲覧頂きありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いします!!!

ではでは、よいお年を!







WES7でアプリを動かすための依存関係調査 - 3.5 -

2011-12-19 03:06:51 | Windows Embedded Standard
前回の記事では、WES7で動作させるアプリの

依存関係を調査・解析する方法を解説しました。


今回は、調査した依存関係をもとに、必要なパッケージを洗い出す・・・予定だったのですが、

ちょっとアクシデントが。

今回、必要なパッケージを紐づけるためのツール「Package Mapper」が、

実は動作環境として64Bit対応していないとのこと。

私のこのブログを書く兼デモ用PCは、64Bit版のWindows 7を動かしているのですが、

Package Mapperを動かしてみると、途中でエラーになるので、

調べてみたら、Package Mapperのダウンロードサイトに記載が・・・。


現在、他の方法を模索中なので、少々お待ちください(-_-;)。