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IoT Hubの価格

2016-05-05 00:46:46 | Azure
Azure IoT Hub の価格を見ながら、IoT Hubでのシステム構築について考えてみる。

IoT Hubのエディションは3つあり、Free→S1→S2の順で処理できるメッセージの量や価格が大きくなる。

FreeエディションはIoT Hubのお試し用で価格は無料だが、1日に処理できるメッセージの数は8000個、メッセージのサイズは0.5KBとなる。
仮に1台しか接続しないとすると、1日に8000メッセージ=1分に約5メッセージしか送れない。
10秒に1回も送信できない・・・。
逆に考えると、1分に1回程度データ送信すれば事足りるのであれば、5台接続しても問題ないわけだ。

S1エディションだと、月5100円程度かかるが、Freeエディションの50倍メッセージが送れる。
メッセージのサイズも4KBまでいける。
こちらも仮に1台しか接続しないとすると、1日に400,000メッセージ=1分に約277メッセージ送れる。
10秒だと約46メッセージ送れることになるので、10秒に1回程度データ送信する想定だと、45台は接続しても問題ないと考えられる。
でも、45台という数字は(スモールスタートする分には足りるかもしれないが)現実的には少ない台数かもしれない。
送信を1分周期程度で考えれば270台・・・どうだろうか。


S2エディションだと、月約51000円程度、1日に処理できるメッセージ数は6,000,000個。
S1エディションの10倍の値段でメッセージは15倍。
S1の計算式をそのまま使うと、1分周期程度であれば約4150台まではいける。


FreeエディションからS1またはS2エディションへの変更はできないし、その逆もできない。
となると、最初はS1エディションでPoCをこなし、本番環境で台数などの制限がでてきたら、
S2エディションに変えるような運用になるのかな・・・。