五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

トム・クランシー死す

2013年10月03日 | 日々のつれづれに
好きな作家のひとりであるトム・クランシーさんが10月1日に亡くなったそうです。
享年66歳。

まだ若いなあ。

ちょうど今「教皇暗殺」の第3巻を読み直していたところでした。
原題は「Red Rabit」といって、ロシア(かつてのソ連)からの逃亡者のことです。

以前一度読んで、あまり面白くなかったのでずっとそのままにしてあったのだけれど、日本語で発刊されている彼の最新作まで読んでしまったので、先日からまたこれを読み返していました。

時々あるんですよね。
トム・クランシーに限らず最初に読んだときにハマらない小説って。
でも読み返すとおやおや?となる。

この小説もそう。
9年ぶりくらいに読み返してみたらなかなか面白い。
ネタバレになるからあまり書けないけれど、舞台は冷戦中のソ連。
ローマ教皇を亡き者にしようという計画を知ったKGBの通信将校が、アメリカ側のスパイ(というかエージェントと呼ぶのですね)とコンタクトを取って家族とともに西側に亡命しようという物語。

例によって若きジャック・ライアンが登場して...。

というお話です。

それにしてもトム・クランシーさんにはまだまだ書き続けて欲しかったですね。
ご冥福をお祈りします。