五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

町は選挙で大騒ぎ

2013年10月23日 | 日々のつれづれに
今月27日。
台風27号が本土に近づく日ではなく、地元・市川三郷町では選挙の投票日当日です。

任期満了に伴う町長選挙(以下町長選)。
四選を目指す現職町長に対して、一人しかいない西八代郡選出の県議会議員が任期を残して辞職してこれに挑戦し一騎打ちの戦いになりました。

欠員となった県議会議員(西八代選挙区)の補欠選挙(以下県議選)に現職町議がこれも任期を残して辞職して出馬。
これに対して元団体役員(という表現でいいのかな)の新人が立候補してこちらも選挙戦に。

さらに元々欠員1だった町議会議員の補欠選挙(定数2)も行われるはずでしたが、こちらは定数ちょうどの2人の新人が立候補したので無投票に落ち着きました。

町長選、県議選ともそれぞれの候補の主張・公約に大きな違いがあるわけではありません。
過疎の町なので当然「街の活性化」がテーマであり、町立病院の存続とか、県立高校の存続とか、あまり前向きではない問題に対しても同様のスタンスです。

こういう場合はいきおい、候補者の人柄重視ということになるのでしょうが、お決まりの怪文書なども飛び交い、またそれに自民党県議団の分裂騒ぎの影響で、両陣営に他市町村の県議が駆けつけるなどして、町民も「いったいどうなっているの?」というような状況になっているのです。

地縁・血縁の深い地方選挙では、なかなか旗幟を鮮明にすることができにくいものがあり、双方に良い顔をする有権者(他人のことは言えません)のため、いっそう混迷の度を増しているともいえるかもしれません。

週末にかけて台風が近づいているせいか、きょう午前中の町役場では期日前投票の行列ができて大変だったそうです(職員の方に聞きました)。
きっと最終的な投票率もいつになく高いものになることでしょう。