Intense Rock

エレキギター関連の機材の自作

60s Dumble Cloneの製作(調整中&エージング)

2003年08月24日 | 60's Dumble Clone
現在、調整中のまっただ中です。まずは、トーンコントロールの全面的見直しですが、当初は、トレブル、ベースと独立した回路を狙っていたのですが、結局、トレブルとベースは接続しました。旧来のフェンダー系トーン回路と同じになってしまいました。ミドルは当初ベースとアースの間に設置したのですが、これも分割、やはりフェンダー系回路と同じになりました。
次にプレゼンスの見直しですが、キャパシター容量とポット容量を見直しましたが、最終的にはまだ効きが甘いようです。思い切ってNFB抵抗を減らす方向で、再度調整してみます。
マスターボリュームのガリはやはりポットが原因ではなく、後段の位相反転回路のアース接地までの容量と平衡してしまうことが原因のようです。マスターボリュームのすぐ後に100kのアッテネーター抵抗を撤去してみることで対応してみます。
とまぁこんな感じで、へたった真空管で調整を進めていましたが、とりあえず、トーン関係が落ち着いてきたので、ここらでグルーブチューブ製の真空管に交換してみることにしました。まずはエージングとしてヒーター点火を5時間ほど実施。その後音だしです。
プリ管の歪みが良い感じにでてくれてます。やはりサウンドが明るくなりました。アメリカンなサウンドです。でも、個人的には6L6GCよりもやはり5881に軍配があがるかなと感じました。次はグルーブチューブ製の5881クアドマッチを購入してみたいと思います(冬のボーナスが出てからですね・・・)

またキャビネットも改造しました。密封型のキャビネットでしたが、どうもこの音に飽きてきてしまったようです。(12インチスピーカーに、40cmX50cmX20cmという小容量の密封型だったので、空気のバネ効果がかなりのものでした。)
そのため、バッフルに穴をあけてバスレフにしてみました。効果がばっちりで、サウンドが明るくなってくれました。また、低音の補正もきちんとかかってくれます。

マスターボリュームとNFB抵抗の交換でとりあえず調整は終了としたいと思ってます。エージングが進んだらスタジオで全開運転をやってみたいところ。


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