Ibanez FGM200QM!!
Ibanez FGM200BKにキルテッドメイプル風の木目シートを貼り付けてみました。そしてクリア塗装も!写真でも少し分かりま
すが、ちょっと失敗してますが(泣)
今回は、坂商会(http://banshokai.co.jp/)でトチの杢目シートを購入。トップの塗装剥いで木工ボンドで貼り付け。その後水性ニスで着色。これが先週5月27日の話。着色ニスの乾燥をまって、翌々日火曜日29日に和信の油性ニススプレーでクリア塗装開始。仕事から帰ってから夜薄めにスプレーして乾かしてを2日ほど繰り返し、金曜夜に厚めに2回ほど吹き、土曜夜に一度1000番以上で表面ならし後、再度厚めにスプレー、6月3日の日曜日夕方から、1500番で研磨し、その後コンパウンドで研磨、という工程。一週間で頑張りました。
が、やはり表面のでこぼこが取りきれません。一番の敗因はサンディングシーラーを省略したこと。
坂商会(http://banshokai.co.jp/)の木目シートは0.3mm厚の薄い木に和紙を背面に貼ったもの。それ自体の表面は凹凸はなく、基本的には表面処理は不要と思われます。しかし、木工ボンドが曲者です。木目シートとボディの間のボンドが表面のでこぼこを発生させます。アイロンを使って上手く表面をならさなければならないのですが、今回、FGMがカーブ形状なこととブックマッチの中心線を合わせるのに苦労したため、ボンドの処理ができなかった箇所が残りました。この時点で木目シートの上からやすりは無理っぽいです。厚さが0.3mmなので、背面の和紙が見えてきてしまいます。
本来ならばここでサンディングシーラーの出番なのですが、今回時間をかけたくなかったのでウレタンクリアをやってみました。とりあえず、パッと見は何となく綺麗できたのでまぁ満足。
かなりでこぼこしてますが、和信の油性ニスは塗膜が厚く、乾燥も早いので、もう一週間かけてクリア塗装→乾燥→1000番で研磨を繰り返せばもう少しマシになるのかなと思いますが、もう疲れたのでこれ終了!
なお、実は、サイドとバックは塗装前の黄色い状態のまま。そのうち暇ができたらマホガニークリアーにしたいなぁと思ってます。
大分おちついた感じのあるギターになりました。音も気に入ってるので頑張ってFrank Gambaleの曲をコピーしたいと思います。まぁまず無理ですが・・・
さて、今回で木目シートの使い方が大分分かりました。
最初の貼り付け時の木工ボンドの量の加減がポイントだと思います。ボンドの粘度を下げるため、少し水を足すのもありかなと思いきや木目シートが水を吸ってしわが寄るとのことなので、できるだけ薄くのばす、ボンドのダマを平坦にするアイロンがけを丁寧にやる、ということかも知れません。表面がアーチドトップだとこの作業はかなり難しくなります。
またブックマッチっぽく貼るのも結構難しいです。アイロンがけを内側から外側にかけていくと自ずと中心に隙間があきます。マスキングテープなどでしっかりと木目シート同士をつなぐことが大事。できれば一枚シートで貼り付けるのがラクです。
また、上にも書きましたが、シートを貼り着色後、サンディングシーラーをお勧めします。シート自体は研磨は止めた方がいいですね。時間をかけたくなければ、和信の油性ニスラッカーが塗膜も厚く、乾燥も早いのでお勧め。ただ、サンディングシーラーを省略するならば、2週間くらいかけて、乾燥後の1000番以上の水研ぎ研磨の繰り返しがポイントでしょうか。
というわけで、この反省点を踏まえ、次はIbanezのGhostriderに同じようにキルテッド風のシートを貼ってPickupをDimarzioのクリームの36thPAFとかにして憧れのShawn lane Customが出来ないかなぁと妄想&画策中。
Shawn laneのGRはポジションマークがドットなのでベースはGR220にした方がいいかな。ただShawn laneのGR-Customは24フレットになっており、Pickupの間隔が狭くなっており、テイルピースの位置が少しネック側に移動しています。市販のGRは22フレットでありPickup間の間隔があいている分、テイルピースの位置がボディエンド側に近くなっており、少し寸詰まりな印象となってます。
この印象の違いが意外とでかく、これまで市販のGRを見ても「なんか違う」と思ってました。なので、そのままGR220にキルテッドトップにしても正直あんまり似ないのかなと思ってます。
となるとGR220にボディエンドに継ぎ足し・・・いっその事ネック付け替え・・・・
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いや無理か。形状の違いは諦めましょう(笑)
ちなみに、まだGR220自体を入手していないので、まずは個体を探さねば。ついこないだまでGR220がEbayに出てたのですが残念ながら終了。次をのんびり待ちましょうか。
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