Intense Rock

エレキギター関連の機材の自作

Guitar用Speaker Cabinetの製作(その4)

2006年11月05日 | Speaker Cabinet
今回メルクシパインを使いましたが、これって北欧産のパインと比べると少し柔らかいように感じました。そのため加工は大変ラクです。北欧パインは削ったりするのが非常に大変だった覚えがあります。パインなんてどれも一緒だろうと考えていましたがそうでもないようです。
北欧パインは節があったりと見た目はいまいちですが、もしスピーカーキャビネットを自作されるならば、北欧パインの方をお勧めします。(硬ければよいというわけでもありませんが。また北欧産ならばどれも硬いということもないかも知れませんが)

その他、木材を選ぶ際のポイントですが、やはり反りがなるべくないものを選ぶ方が加工がしやすいです。上にも書きましたが、製作の途中で反りは発生してきますので、あまり拘る必要もないのですが。一方、反りのある板を補強桟で強引に反りを修正すると、木材にテンションが常にテンションが発生し、音に張りがでる。などというオカルトな説もあるようですが、実証をしていないので、なんとも言えませんね。あと、選ぶ際のもう一つのポイントですが、後々鉋や鑢で多少の寸法調整を行うことになるので、切断部に節がないものを選ぶor切断部に節がこないように切断加工をお願いすることも大事です。節部分は非常に硬く、鉋がけや鑢がけで苦労するはめになります。

また、バッフルに、ラワンランバ-コア合板18mmを使用しましたが、これも失敗でした。というのもランバーコア材というのは、集成材を薄い化粧板で挟んだ物ですが、全体の強度は申し分ないのですが、化粧板自体が柔らかく、表面にネジ止めをしようとすると、ネジが沈み込んでいきます。今回はTナットを用いたので問題は発生しませんでしたが、バッフル板としては使用市内法が良い材でしょう。他に比較的入手しやすいのはラワン合板ですが、 DIYショップだと、ラワン合板は、品質がいまいちのものが多いので、やはり (株)田口製作所のバーチ合板が良いかも知れません。


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