Intense Rock

エレキギター関連の機材の自作

Dumble ODS Cloneの製作(組み立て その4)

2007年08月31日 | Dumble ODS Clone
実体配線も確定してきたので一気に加速しました。回路も上の構想から大分変更しました。まずプリ管は、全てRp100k/Rk1.5kにしました。理由はなんとなく。気に入らなかったら変更します。リレーはレギュレーター7805とG5V-2を2つでまかないました。さて実際に音を出してみると・・・・一発音だしok!幸先いいぞ、と思いきや、ODモードとBoostモードでのノイズがすごいことに。原因は、リレー回路でした。シャーシのフロントパネル側にリレー本体とリレー駆動用の電流配線を、リアパネル側にリレースイッチとフットスイッチのコネクターを設置したおかげで、一個あたり100mAが合計二つで200mAの信号がプリのCircuit Boardを横断するという状態でした。すぐさまリレーを外し(念のためソケットにしておいた)ジャンパをしてみるとノイズは解消。ほっとしたものつかのま、リレー用の配線をどう迂回させようか途方にくれてしまいました。結局、空中配線の出番となりました(笑)今回はなるべく綺麗なハラワタにしたかったのですが・・・残念。
さてこれでもBoostモードではノイズがのってくれます。原因は、リレー回路の基板の問題だと考えます。基盤上で信号経路とリレー駆動配線が接近しているからでしょう。もともとリレー駆動のテスト用の基盤をそのままのっけてしまっているので、この辺はまだ詰める余地がありそうです。

また他にも配線ミスがありました。Overdrive回路のInput Trim Potの配線を間違ってました。Potの2番端子をグラウンドに接続してました。これもすぐに修正。

ここまでやってあらためて音だししましたがBoostモードのノイズが少し気になるくらいで後は問題なし。改めてバイアスの調整です。今回、PowerTubeのカソードに1ohmをつけなかったため、Bias回路の出口の電圧で調整です。5881を指して-45Vくらいで様子見ましたが、ちょっと熱くなりすぎる感じがありましたので-55Vくらいで落ち着かせてます。とりあえずこの状態でキャビネットの収納。実際の組み立て開始から約一ヶ月かな?うまくいきました。

画像は、実体配線図です。OD SwitchとBoost Switchは、DPDTで記載しています。Relay Switchの場合、ピン配置が異なりますので注意してください。Relay関連のSchematicは作っていませんが、欲しい方は連絡してくれれば、作ってアップします。


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