新型コロナウィルスがどんどん拡大していっている
こんなこと、いつか起きるかもしれないと予測しながら
今起きるとはだれも予想はしていなかっただろう
世の中 みんなパニック
私ができることは自分の身を守ることだけ
誰の役にも立たないしましてや陽祐たちを守ってやることなど
出来はしない どうしているだろう
困ってはしないか
助けが必要なのではないか
もどかしい
誰かのために使いたい時間が自分のための何をしてもいい時間として無駄に過ぎていく
最近読んだ
絲山秋子著「夢も見ずに眠った」に載っていた
一説
「過去から未来へと、1秒の空白もなく時間が繋がっているから、人生も続いているなんて思っていた。だが、それは大間違いだった。努力が報われるなんてことはなかった。因果応報なんてこともなかった。そして、やり直しだって利かないのだった。失敗のフォローも、裏切りの修復もできなかった。何かの途中なんてこともないのだった。1日1日が、一度きりの完結するエピソードなのだった。「もしも」なんてどこにもないのだった。しかしいずれ膨大なばらばらのエピソード、そしてすべての記憶は根源へと向かっていくのだ。
なにもかもが愛しい。そう思うことは一瞬でも、重みは永遠に等しいのだった。 同じ場所にいることは、かけがえのないことなのだった。失われていく時間は美しいが、いくらおしんだところで終わりなんてものもどこにもないのだ。 生きているんだよ!と叫びたくなった」
何か腑に落ちた
過去と未来に縛られてその流れにきっと何かを期待してもいいのだと思ってしまう
先のことも過去の記憶も一日のエピソード、出来事に過ぎない それから何かに繫がっていくことはないのだ
ただ、今は生きている
未来のことも過去のことも憂えることはない と自分に言い聞かせる
こんなこと、いつか起きるかもしれないと予測しながら
今起きるとはだれも予想はしていなかっただろう
世の中 みんなパニック
私ができることは自分の身を守ることだけ
誰の役にも立たないしましてや陽祐たちを守ってやることなど
出来はしない どうしているだろう
困ってはしないか
助けが必要なのではないか
もどかしい
誰かのために使いたい時間が自分のための何をしてもいい時間として無駄に過ぎていく
最近読んだ
絲山秋子著「夢も見ずに眠った」に載っていた
一説
「過去から未来へと、1秒の空白もなく時間が繋がっているから、人生も続いているなんて思っていた。だが、それは大間違いだった。努力が報われるなんてことはなかった。因果応報なんてこともなかった。そして、やり直しだって利かないのだった。失敗のフォローも、裏切りの修復もできなかった。何かの途中なんてこともないのだった。1日1日が、一度きりの完結するエピソードなのだった。「もしも」なんてどこにもないのだった。しかしいずれ膨大なばらばらのエピソード、そしてすべての記憶は根源へと向かっていくのだ。
なにもかもが愛しい。そう思うことは一瞬でも、重みは永遠に等しいのだった。 同じ場所にいることは、かけがえのないことなのだった。失われていく時間は美しいが、いくらおしんだところで終わりなんてものもどこにもないのだ。 生きているんだよ!と叫びたくなった」
何か腑に落ちた
過去と未来に縛られてその流れにきっと何かを期待してもいいのだと思ってしまう
先のことも過去の記憶も一日のエピソード、出来事に過ぎない それから何かに繫がっていくことはないのだ
ただ、今は生きている
未来のことも過去のことも憂えることはない と自分に言い聞かせる