友人のYoshimi さんと行く 健脚シリーズ。
今回はゴールデンウィークの世田谷区で新緑を楽しみます。
GWだからといって混んでいる観光地には行かないのが健脚シスターズ。
のんびりした世田谷の風に吹かれてきました。
【今回のコース】
下北沢駅
北澤八幡神社
北沢川緑道
松陰神社
豪徳寺
古無門 (ランチ)
馬事公苑
パティスリー雪乃下 世田谷店 (ティータイム)
サザエさん通り
長谷川町子美術館 (外観のみ見学)
駒沢給水塔
渋谷駅
この日、行きたいと思っていたカフェ「雪乃下世田谷店」は通常なら定休日。
ゴールデンウィークだから営業しているかどうか電話をしてみたところ
スタッフが集まらないけれど8割営業する方向で検討しているとのこと。
ラッキーガール(ガール???)になれるかどうか試してみようと決行することに。
一か八か、運試し散歩です。
スタートは下北沢駅。
南に向かって歩いて行くと代沢三差路があります。
ワンツースリー あの三叉路で ワンツースリー…
キャンディーズの「微笑がえし」を歌いながらさらに進み、
左へ入ると
北澤八幡神社に到着。
スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんが宮司を務めていた神社です。
以前見たテレビ番組によると…
この神社は富士山と皇居を結ぶ直線上に位置しています。
非常によい気を持ったパワースポットなんですって。
天気の良い日は境内から富士山が見えます。
(冬の天気のよい朝によく見えるそうです)
この日は鯉のぼりが泳いでいました。
おみくじは 大吉 & 中吉
夢を叶えたい私は 夢むすびのお守りを
Yoshimiさんは様々なご縁がいただけるお守りを購入。
北澤八幡神社の鳥居を背にまっすぐ進むと北沢川緑道。
様々な植物が植えられ、水が流れています。
せせらぎの水は新宿区の落合水再生センターできれいにした再生水の
一部を使用しています。
緑道の水は別の川と合流し、やがて目黒川へと流れていきます。
両脇は住宅。
桜並木にもなっているので住民の人たちは家でお花見ができますね。
うらやましい…住みたい。
家の前にこんな小川があったらいいなぁ~
周辺は緑道が長く続いています。(暗渠部分もあり)
緑道沿いをずっと歩いて行くのも気持ちがよさそうです。
カエルの置き物だと思ったら…
チビッコがやって来て、後ろのボタンを押すと口から水が…。
おばちゃんにもやらせてちょ~だい。
かえるさんの ウォーター ビ~ム おえっ…ってなってます。
かえるさん涙目になっていないかな…心配です。
緑道沿いにはたくさんの花。
緑道も花も大切に管理されているのがとてもよくわかります。
カラタネオガタマ
花はバナナの香りがするそうです…が、よくわかりませんでした。
緑道の途中を曲がり環七通りへ出ました。
~若林陸橋より環七通りを望む~
さらに進むと烏山川緑道に出ました。
松陰神社はもうすぐです。
松陰神社のお隣にある若林公園。
若林公園と松陰神社の間にこんなフラワーロードがありました。
ポピー、ネモフィラが混ざって咲いています。
ナチュラルガーデンといったところでしょうか。
松陰神社に到着。
幕末の思想家・教育者の吉田松陰は私塾松下村塾を主宰し
明治維新を成し遂げた多くの若者を教育しました。
安政の大獄により刑死。
30歳の若さでした。
門下生だった高杉晋作、伊藤博文らによってこの地にお墓が移され
その後、門下生たちにより御霊を祀る神社が創建されました。
お墓も見学することができます。
松陰神社の鳥居前を国士舘大学方面にまっすぐ、まっすぐ進むと
豪徳寺の塀にぶつかります。
塀にぶつかったら左へ進むと入口はすぐです。
健脚シスターズは逆方向へ進んでしまったので敷地をほぼ一周しちゃいました。
読みがハズレました。
歩数を稼いだということで…
古そうな門をくぐると…
素晴らしい新緑が見えてきました。
すごくきれい。
うぐいすも鳴いていました。
豪徳寺ってこんなにきれいだったんですね。
素晴らしき新緑の世界をお楽しみください。
紅葉の時期もとってもきれいでしょうね。
豪徳寺といえば 招き猫発祥の地。
参拝客が奉納した招き猫がたくさん並べられています。
鷹狩りに出かけた帰り道、
近江彦根藩第二代藩主井伊直孝が豪徳寺の前を通ると、
寺の白猫「たま」が手招きをしていました。
招かれるまま豪徳寺で住職とお茶をしていると、辺りは突然の雷雨に。
猫のおかげで難を逃れることができたと井伊直孝は喜び、
貧しい寺だった豪徳寺は井伊家の菩提寺となり繁栄しました。
猫が死んだ後も墓を建て冥福を祈り、猫を人形にし
崇めると吉運がやってくるといいならわしました。
彦根市のゆるキャラ「ひこにゃん」は「たま」をモデルに作られたそうです。
招き猫を購入、招福殿で願い事をし、
願いが叶ったらこの場に奉納します。
中型の招き猫は売り切れだったため、豆サイズ(¥300)を購入。
手描きなのかひとつひとつ顔が微妙に違います。
この寺の招き猫は小判を持っていません。
金銭への執着を軽蔑する武家ゆかりの招き猫だから。
猫はチャンスは与えてくれるが、結果(小判)までは与えてくれない。
本人の頑張り次第。
という考え方から『招くのみ』の猫になっています。
右手をあげているのは「左手は武士にとって不浄の手だから」だそうです。
いつか奉納に来られるようにがんばりましょう。
おみくじは2人そろって 吉。
次は今回のランチ会場 古無門 へ向かいます。
桜新町方面へ南下します。
世田谷線が通りまぁ~す。
おじさんが休憩している…
江戸時代中期、関東一円の農村は雨乞いのため
「雨降り山」と呼ばれた丹沢の大山に参詣する習慣がありました。
これを大山詣と言います。
赤坂見附、青山、世田谷、二子、溝ノ口…伊勢原を経て大山に至るこの道は
大山道と呼ばれていました。
大山詣をする商家の主人をモデルに、
たぶん一服しただろうと思われるこの場所に像を作ったそうです。
鶴巻四丁目の信号を越え、ひとつめの角を左へ。
ランチ会場に到着。
以前から来たいと思っていた場所です。
敷地内には3つのお店があります。
ランチは 古無門(こなもん)で、
デザートは パティスリー雪乃下でいただきます。
入口だけを見ると和風な感じですが、
暖簾をくぐると別世界。
緑豊かなお庭に
ログハウスが建っています。
この建物が 古無門。
外観からは想像がつかない お好み焼き、もんじゃ焼き、鉄板焼きのお店。
http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131707/13049346/
真向かいにあるのがパティスリー雪乃下世田谷店。
この日、営業してましたっ。 ラッキーガール決定
まずはお好み焼きを食べましょう。
席からもきれいな緑が楽しめます。
古無門スペシャル天(¥1,100) チーズだらけ天(¥1,240)
古無門スペシャル天は鹿児島黒豚と新鮮野菜。
私はバッチリひっくり返しましたが
Yoshimiさんは大惨事 一歩手前。
波乱を乗り越え、完成。
どちらもとろっとしていて美味でした。
千切り野菜の味がしっかりしていて
キャベツ以外にもいろいろ入れてみると美味しいです。
向かいにあるパティスリー雪乃下に行く前に一度お腹を整えるため
近くの馬事公苑に行くことにしました。
また戻ってきます。
柵からラブラブのお馬さんが…
見てんじゃねぇ~よ。
木の間から隠し撮りをしたら目が合ってしまいました。 ひぃ~
入口を探して公園を半周し、やっと着いたと思ったら
翌日のホースショーの準備で通常より早く閉園になっていました。
また歩数稼いじゃったよ。
仕方あるまい、戻るか…
馬事公苑入口前のケヤキ並木。
地元の人の憩いの場になっているようです。
突きあたりはダイコン踊りで有名な東京農業大学です。
ということで戻って来ました。
パティスリー雪乃下でティータイム。
熊さんが遊んでる…
雪乃下の鎌倉店に行きたいなと思っていたら、世田谷にもお店があると知り
写真を見てひと目惚れでした。
軽井沢としか思えない…素敵過ぎる。
ぜったいに行きたいと思っていたカフェです。
http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131707/13056308/
ここで豪徳寺で購入した豆招き猫たまちゃんにご登場いただき
ケーキの上にのっていただきました。
ルローカット (ロールケーキ¥350)…スポンジしっとり、きめ細やか
シューロシェ (シュークリーム¥300)…皮がサックリ
※ドリンクセットにすると+300円でドリンクが付きます。
アイスコーヒーも美味しかったです。
ショートケーキもスポンジしっとり、美味しい。
丁寧に作られているのがよくわかる、期待を裏切らない美味しさでした。
新緑に囲まれ、ウッドデッキでティータイム。
幸せな時間を過ごしました。
ぜったいまた行きたいお店です。
念願だった雪乃下を堪能し、さらに南下、桜新町へ向かいます。
桜新町はサザエさんの街。
原作者・長谷川町子さんが住んでいた街です。
サザエさん通りを進み、長谷川町子美術館へ。
街中にはあっちこっちにサザエさん一家が隠れています。
探しながら歩くと楽しいです。
長谷川町子美術館まであと60メートルです。(今回は外観のみ見学)
サザエさんはゆかいだなぁ~
知っている人だからついていっちゃおっ
美術館の隣りにはサザエさん公園があります。
小さな公園です。
他にもサザエさん一家の像があったはず。
交番のおまわりさんに場所を聞いたところ桜新町駅の近くにあるとのこと。
ひょうたんの隙間からサザエさん通りを望む。
そういえば、以前、波平さんの髪の毛が抜かれる事件がありました。
安心してください、生えてますよ。
像の近く、通り沿いにある ヴィヨン
バウムクーヘンが有名なお店。
かた過ぎず、やわらか過ぎず、適度なしっとり感。
洋酒が爽やかに香るバウムクーヘン。(プレーンは¥190 その他は¥200)
手土産リストに追加。
ラストは駒沢給水塔を観に行きます。
人口が増え続けた渋谷町に水を送るため大正末期に造られたもので、
東京都水道局の給水施設です。
世田谷区地域風景遺産にも認定されています。
http://setagaya-school.net/Content/5769/
http://www.geocities.jp/the_traveler_of_wind/setagaya/s100k/021_030/025_setagaya.htm
王冠、城を連想させる建物。
住宅街から見えるその姿は圧巻です。
二つの塔が鉄橋でつながり、双子の給水塔とも呼ばれています。
暗くなってきました。
そろそろ帰りましょう。
駒澤大学駅を目指して首都高速3号渋谷線下を歩きます。
電車にのって渋谷駅へ。
ゴールの渋谷駅に到着。
今回の歩数 25,054歩(下北沢駅~渋谷駅)
静かで、緑に囲まれ、とてもいいゴールデンウィークになりました。
世田谷区、他にも楽しめそうな場所が隠れている、そんな気がしています。
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