晴れときどき、サボリ気分!

主に東京。散歩・食べ歩き・最近自炊・お酒・映画・アートが好き。私的ゆるメモ日記。

【韓国映画】『KCIA 南山の部長たち』

2021-02-10 | 観=韓国映画


KCIA 南山の部長たち
THE MAN STANDING NEXT


2021年1月22日公開
上映時間:114分

シネマート新宿

[2021.2月に鑑賞。私的映画メモ]


1979年に韓国で起きた朴正煕大統領暗殺
事件40日前からを実録をもとにつくられた作品



『緊急事態宣言』再発令ってことで観ようか迷ったけど
ネットで席の空き情報見たら余裕だったので行ってきました!



シネマート新宿。
平日の朝イチだったので蜜を避け余裕で鑑賞。




『KCIA 南山の部長たち』

1979年10月26日に韓国で起きた朴正煕大統領暗殺を基にした
金忠植の「実録KCIA-「南山と呼ばれた男たち」」を原作にしたサスペンス。

パク・クネ前大統領の父親の事件の話しですね。
この映画を観る前に調べて知りました。
暗殺されたのは知ってたけど詳しいことは知らなかったので
時代背景とか政治うんぬんがわからない私が観賞。

アメリカに亡命したKCIAの元部長パク・ヨンガク(クァク・ドウォン)の告発からスタート。
パク大統領(イ・ソンミン)の側近である
中央情報部(KCIA)の部長、キム・ギュピョン(イ・ビョンホン)。
彼が、どうして大統領を暗殺してしまうのかの40日間。

難しかったなー
親友であるパク・ヨンガクとの関係の深さ
助けるのかな?って思っていたら消してしまう。
大統領への忠誠心からの行動、、からの大統領の裏切りと
クァク・サンチョン警護室長への嫉妬。
かと思ったら自分が引退したら次期大統領は君だ。みたいな、、
話しがコロコロ変わりすぎてコイツ嫌なやつだなって呆れてしまった。
嫌なボスってこんなんだよな。
いろんな人にコレ言って自分についてきてほしいんだなって。
アウトレイジっぽい上下関係。

何と言っても見所は、お屋敷(料亭)での暗殺シーン。
キム部長が大統領暗殺から外の車へ逃げるまでのワンカット。
観てる途中で「あれ?これ切ってないね」って気づいて興奮した。
途中、畳の上で転んでしまったのはアクシデント?それとも演出かな?
動揺してる人間ってこうなっちゃうんだって。
このイ・ビョンホン最高

逃げ出した車の中で飴をガリガリ食べちゃうキム部長。
『今、ここでタバコじゃないの?』って違和感。
靴履いてないって気づくシーン。
あの車の中は、この映画じゃない別の場所っぽい。
私には違和感だらけに思えた。
KCIA本部に行くか陸軍に行くかの答えの間は長く感じた。
それで良い。
即答ではなくあの時間に40日間にあったこと
これからの自分は限界であるってことが答えになる『間』だったように思えた。

大好きなアトロクで、宇多丸さんが言って知ったこと
最後のシーンは次期大統領のあの方が部屋を出ようとするときに
振り返るってシーンで終わるって。
これ、気づかなかったわー

私の映画を観る力はまだまだ甘いっすね。


監督は『インサイダーズ/内部者たち』のウ・ミンホ。
インサイダーズもビョン様でした。
『モヒートいってモルディブのもう』のフレーズは
少しの間、頭から離れませんでした。




イ・ビョンホン(中央情報部(KCIA)の部長、キム・ギュピョン)
イ・ソンミン(パク大統領)
クァク・ドウォン(アメリカに亡命したKCIAの元部長パク・ヨンガク)
イ・ヒジュン(クァク・サンチョン警護室長)





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