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ChatGPTの『古事記』『日本書紀』英訳

ChatGPTの『日本書紀』英訳 敏達天皇 11

『日本書紀』敏達天皇 11

是歲、復遣吉備海部直羽嶋、召日羅於百濟。羽嶋既之百濟、欲先私見日羅、獨自向家門底。俄而有家裏來韓婦、用韓語言「以汝之根、入我根內。」卽入家去。羽嶋便覺其意、隨後而入。於是、日羅迎來、把手使坐於座、密告之曰「僕竊聞之、百濟國主奉疑、天朝奉遣臣後留而弗還。所以、奉惜、不肯奉進。宜宣勅時、現嚴猛色、催急召焉。」羽嶋、乃依其計而召日羅。

於是、百濟國主、怖畏天朝不敢違勅、奉遣以日羅・恩率・德爾・余怒・奇奴知・參官・柁師德率次干德・水手等若干人。

≪英訳≫

In this year, Kibi no Ama no Atai Hashima (吉備海部直 羽嶋) was once again dispatched to summon Nichira (日羅) from Baekje (百済). Upon arriving in Baekje, Hashima sought to meet Nichira in secret. He went alone to the gate of Nichira’s house. After a short while, a Kara woman (韓婦人) emerged from the house and, speaking in Korean, said, “Insert your root into my root,” before going back inside. Understanding the hidden meaning of her words, Hashima followed her into the house.

There, Nichira came to greet him, took him by the hand, and seated him. In confidence, Nichira told him, “I have heard secretly that the king of Baekje (百済王) harbors suspicions about the imperial court (天朝). He fears that if I were sent back, I would not return, so he hesitates to let me go. When you convey the emperor’s decree (詔), you must show a stern and imposing demeanor, and demand my return firmly and without delay.”

Following this advice, Hashima summoned Nichira with a commanding presence. The king of Baekje, fearing the imperial court and not daring to disobey the emperor’s orders, complied. Nichira, along with Onsotsu (恩率), Tokuni (徳爾), Yonu (余怒), Ganuchi (奇奴知), Sankan (参官), the shipmaster Tokusotsu Shikantoku (柁師徳率 次干徳), and a number of sailors (水手), was sent to the court.

≪この英文の和訳≫

この年、吉備海部直 羽嶋(きびのあまのあたい はしま)が再び派遣され、百済(くだら)にいる日羅(にちら)を召すために赴いた。羽嶋が百済に到着すると、まず密かに日羅に会おうとし、一人で日羅の家の門まで行った。しばらくすると、その家から韓(から)の婦人が現れ、韓語で「あなたの根を私の根の中に入れよ」と言って、家の中に戻った。羽嶋はすぐにその言葉の意味を理解し、婦人の後について家に入った。

すると、日羅が迎えに現れ、羽嶋の手を取り、座席に案内した。そして密かにこう語った。「私が密かに聞いたところによれば、百済の王は天朝(みかど)を疑っておられます。もし私をお遣わしになれば、引き止められて返されないのではないかと心配し、惜しんで送り出そうとしないのです。詔(みことのり)を宣(の)べる際には、厳しい表情で威厳を示し、迅速に召し出すよう迫ってください」。

羽嶋はその計略に従い、日羅を召した。すると、百済の王は天朝を恐れ敬い、あえて勅命に背くことはなかった。こうして、日羅とともに、恩率(おんそつ)、徳爾(とくに)、余怒(よぬ)、奇奴知(がぬち)、参官(さんかん)、柁師徳率 次干徳(かじとりとくそつ しかんとく)、および水手(かこ)数名が天朝に送られた。

令和6年11月24日(日) 2024

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