『 週間致死率 について 』
【 週間致死率 】とは、一週間で報告された「新規感染者数」と「死亡者数」で求めた数値で、感染した場合の死亡する確率が週単位で仮想的に確認する為に算出しています。当然ですが、長期に亘る治療の結果で亡くなってしまう人を含めて求められる正規の “致死率” とは異なりますが、短期的に傾向を確認するには有効な数値だと確信しています。
既に、パンデミック発生以降、全世界各国の毎週の表は作成していますが、具体的にどの様な表現形式にすべきかを模索している段階です。そこで、日本を含む、主に東アジア諸国の 2020年1月22日から2022年3月16日までの【 週間致死率 】をサンプルとして作成しましたので、是非、ご覧下さい。きっと、メディアが話題作りの為に報道している安易な内容とは違う情報が見えるでしょうし、新規感染者数や死亡者数だけでは見えてこない、各国で大きく異なる保健医療体制の違いなども推察できるでしょう。
今回の新型コロナウイルスによって、人々の移動が活発になった現代ではパンデミックを防ぐのは難しい事と、国や地域によって感染被害に大きな違いがある事を私達の多くは学びました。
更に、パンデミック初期には世界各国が同じスタートラインに立った様な一体感を感じましたが、人口密集度や移動活性度、医療体制や経済的裕福度、政治体制や文化・風習などの違いによって、感染被害のレベルは地域や国によって大きく異なってしまう事も学びました。
そして今、感染対策や抑制が充分に達成できたとは言えない状況のまま、主要各国では国民生活の不満解消や治安と経済回復の為に規制緩和を進めていますが、決してどの政策や対策が正解とは言えず、今後共に様々な懸念や問題を抱えながら進んでいくでしょう。
こんな状況だからこそ、同じウイルスに対応を進める世界各国の対策と現状を正確に把握して、私達一人ひとりが自分自身に最適と思われる感染対策や経済的活動を行なう必要があり、その参考の一つになれば幸いです。
なお、情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
Source:#OCHA
( https://www.unocha.org/ )
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