もうすぐ秋のお彼岸の季節ですが、陽廣院での法要で皆さんと御一緒に唱える般若心経にふれてみたいと思います。
般若心経は字数262文字とお経の中で最も短いお経ですが、内容は最も長い『大般若経』の精髄を伝え、私達を悩みや迷いから救ってくれるお経です。
何ものにもとらわれず、在るがままの姿に感謝し、人間は永遠に存在するものでは無いから、苦しみの原因である煩悩や執着を絶ち、何ものにもとらわれない心を知った時、初めて真の幸せを掴む事が出来るのですと、説いています。
御仏は何時も貴方の傍にいます。
心を込めて般若心経をお唱えすれば、貴方の心は優しい御仏の御加護に包まれることでしょう。
寺の百日紅が開花しましたが急に気温が下がったり、お日様が顔を出さなかったりしたせいか?一箇所だけ咲いて停滞中。
彼岸前に今週は雨続きで発達した積乱雲による集中豪雨で各地に被害をもたらしているようですが、皆さんも水辺にお出かけの時には充分注意をなさり、気温の落差等で体調を崩されない様に御体御自愛下さい。
お彼岸にお会いする時には元気で合える事を楽しみにしています、