追伸・・・今日、心持池の滝口側と駐車場の蓮鉢の蓮の葉に、卵塊を作り、産卵しました。
滝口の卵塊は昨夜、産卵されたと思われ、駐車場の蓮鉢の卵塊は、早朝6時位から10時位まで掛けて、産卵しました。
モリアオガエルは産卵期以外は森林に生息し、4月から7月の産卵期に近くの湖沼にオスが集まり、鳴いてメスを待ちます。
メスが産卵場所に来るとオスはメスの背中にしがみ付き産卵します。
卵塊が出来て来ると1匹のメスに数匹のオスが群がる事が多く、産卵・受精と同時に分泌される粘液を、オスとメスが足でかき回して300~800個の卵を産み付け、10cmから15cm程の卵塊を作ります。
暫くすると卵塊の表面は紙のように乾燥し、黄白色のシート状となって孵化するまでの卵を守り、1~2週間で孵化し、卵塊の中で雨を待って溶け崩れる泡と共に、水面に次々と落下します。
今まであらゆる敵から守られて安全だった卵塊も、この落下する時から一変、弱肉強食の世界が始まります。
天敵のイモリやヤモリなどが卵塊の下で落ちてくる幼生に向け口を開けて待っています。
卵塊を作るアオガエル科の中で唯一、湖沼の上に垂れている木の枝や葉などに卵塊を作るモリアオガエル。
彼らの卵を見られるのは、今ではとても珍しく、訪れる来院者も見入っていました。
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