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陽廣院では除夜式と元旦会に大きな鏡餅を額につけて頂礼餅の儀を執り行います。
皆さんのお宅でも、新年を迎える準備に年末には鏡餅を飾ったり、仏壇に供えたりしますね。
この鏡餅ですが、地域によっては3枚重ねや紅白のもの、砂糖でかたどられたものやとぐろを巻いた白蛇に見立てて、紐状のものを渦巻きにして作られたりと様々な形があるようです。
鏡餅の名称は丸い形が昔の鏡青銅の鏡の形に似ていることからだそうですが、現在のように飾られるようになったのは、室町時代以降に床の間が作られるようになってから、武家で床の間に具足(甲冑)を飾り、その前に鏡餅を飾り、具足餅(武家餅)と呼ばれたそうです。
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