陽廣院日誌

陽廣院の行事などを掲載しています。

端午の節句

2008年05月03日 | うんちく・小ネタ

P4040068 P4040070陽廣院の心持池の水辺には、姫うつぎの白い花が咲き、木々は新緑の葉で緑のコントラストが綺麗です。

池の住人達の数種のめだか、エビや泥鰌も池の中で活発になって元気に泳いでおり、キンセン亀も岩の上に甲羅干しに上がって来たりと可愛い姿が見られます。

花や木々も綺麗で、過ごしやすい季節、家に居るのも勿体無いとゴールデンウィークは、御家族皆さんで出かけられる方も多いと思いますが、郊外への交通量も多くなり、事故も多発すると思いますので、運転にはご注意なさってお出かけ下さい。

5月5日は端午の節句ですが、鎌倉時代ごろから菖蒲の葉が剣を連想させることなどから、端午は男の子の節句とされ、成長を祝い健康を祈るようになりました。

鎧兜には男子の身体を守るという意味が込められ、鯉幟をたてる風習は中国の故事にちなみ、男子の立身出世を祈願しています。

鯉幟(こいのぼり)とは元来、江戸時代に武家で始まり、端午の節句である旧暦の5月5日までの梅雨の時期の雨の日に、男児の出世を願い庭先で飾られ、皐幟(さつきのぼり)とも言いますが、端午の日に柏餅(かしわもち)を食べる風習は日本独自のもので、柏は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」縁起物として広まっていったそうです。


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