ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

誰だっけかぁ?

2009-10-03 21:02:37 | 自宅介護

ばあちゃんの長女と『一番大きな孫』夫婦がお見舞いに来てくれました。

ばあちゃん、記憶を一生懸命手繰り寄せ、めでたく全員の名前を思い出してくれたのですが、数分経つと『おめぇ、誰だっけかぁ』って感じで大盛り上がりでした

まだ微熱は続いています。

でも、頬がピンクでカワイイ

もうすぐ入院から2週間が経ちます・・・

お医者様のお見立てはどんなもんでしょう・・・

入院経験のある介護者さん何人かに聞いてみましたが、『肺炎は時間がかかるよぉ』という答えが多いです。

ごはん全部食べてくれるようにならないかなぁ・・・

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朝から『記憶の配線』が混線しっぱなしの母ちゃん・・・

何度もディサービスに出かけようとしています。

『今日と明日はお休みだよぉ』

『あぁ、そっかぁ』

・・・30分後・・・

『何時に迎えに来るっけ』

『だーかーらー、今日と明日はお休みだってば』

『あっそぅ・・・』

・・・以下、繰り返し・・・

午前中はこんな感じで、仕事が進まないのなんの・・・参りました

午後には『10年前』にタイムトリップ

『早く開店の準備をしろ』って、怒られちゃいました

夕方は『沈黙の不穏』・・・記憶が混乱しすぎて『無表情』の時間がありました。

こんな時には声を掛けません。

ますます混乱しますから・・・

自然に回復するのを待つのみです

回復に一役かってくれるのが『介護猫のチィさん』

母ちゃんの足元に近づいてスリスリすると、表情が復活してくるんです。

でも、回復一番・・・『口臭いぞ

チィさんは2階に駆け上がってふて寝してます

『チィさーん、すねてないで下りておいでぇ・・・ごはんだよぉー』

吹き抜けの手すりの間から下を覗いて、ようやく下りてきてくれましたぁ。

猫さんにもプライドがあるんですねぇ