ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

はなさかじじい

2009-10-10 22:08:10 | 自宅介護

ばあちゃんの洗濯物を取りに行くと、いつものようにナースステーションに居ました。

微熱はあるものの、この時間を起きて過ごさないと夜寝られないので、かわいそうだけど起こしておこうということです。

そしてばあちゃんの前にあるのは・・・

絵本『はなさかじじい

声を出して読んでいるようですが、看護士さんたちはニコニコと聞きながら仕事してるみたい

ここも良い環境だなぁ・・・

絵本を読み終わると、まぶたが落ちちゃうばあちゃん・・・

オイラが絵本を『表』に返すと、『本コ、読んでけるかぁ』って・・・

最初の何行か読んでくれたけど、ばあちゃんは眠さに勝てず、うつらうつら・・・。

その隙にナースステーションから出て、洗濯物を交換して帰ってきました。

今日もご近所様と遭遇・・・少しばかり情報交換しました。

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今日の母ちゃん、何を思い出したのかベッドから立ち上がろうとしています。

『どしたのぉ』

『昔持ってた小さいビンに入ってるツブツブの胃薬、どこにあるかなぁ』

『昔って、いつごろぉ』

『うーん、10年くらい前かなぁ・・・お前が子供の頃、よく飲んでた・・・』

・・・はて、いったいいつの時代にタイムトリップしてるんだろう・・・

『古い薬は危ないから捨てたよぉ』

『あぁそっかぁ、んで、どこにあるべぇ・・・』

『だーかーらー、無いのぉ』

『・・・あれがいいのになぁ・・・』

・・・忘れるまで放っておこう・・・やれやれ