ばあちゃんの洗濯物を取りに行くと、いつものようにナースステーションに居ました。
微熱はあるものの、この時間を起きて過ごさないと夜寝られないので、かわいそうだけど起こしておこうということです。
そしてばあちゃんの前にあるのは・・・
絵本『はなさかじじい』
声を出して読んでいるようですが、看護士さんたちはニコニコと聞きながら仕事してるみたい
ここも良い環境だなぁ・・・
絵本を読み終わると、まぶたが落ちちゃうばあちゃん・・・
オイラが絵本を『表』に返すと、『本コ、読んでけるかぁ』って・・・
最初の何行か読んでくれたけど、ばあちゃんは眠さに勝てず、うつらうつら・・・。
その隙にナースステーションから出て、洗濯物を交換して帰ってきました。
今日もご近所様と遭遇・・・少しばかり情報交換しました。
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今日の母ちゃん、何を思い出したのかベッドから立ち上がろうとしています。
『どしたのぉ』
『昔持ってた小さいビンに入ってるツブツブの胃薬、どこにあるかなぁ』
『昔って、いつごろぉ』
『うーん、10年くらい前かなぁ・・・お前が子供の頃、よく飲んでた・・・』
・・・はて、いったいいつの時代にタイムトリップしてるんだろう・・・
『古い薬は危ないから捨てたよぉ』
『あぁそっかぁ、んで、どこにあるべぇ・・・』
『だーかーらー、無いのぉ』
『・・・あれがいいのになぁ・・・』
・・・忘れるまで放っておこう・・・やれやれ