ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

ついに『その時』がくるのか!

2012-10-19 21:47:52 | 日記・エッセイ・コラム

今日は建築士の定期講習です。

100名ほどの参加者の中には、時々お仕事を回してくれる建築士さんも2名いました。

午前の講習は睡魔との戦いです

講師役の方の声がなんとも眠りを誘う声で、ミントのタブレットを何個齧ったことか・・・

どうにか眠らずに済んで、やっと1時間のお昼休み・・・

ケータイには3件ほどのメッセージが残されていました。

差出人を確認すると、いつものお仕事先が2件(今日は休業って言ってたのに

・・・そして、母ちゃんの病院からでした

慌てて病院に電話をします

午前中に吐血があったそうで、経鼻胃管での流動食を停止して、点滴に切り替えたとのこと。

吐いた時に少し呼吸器の方に入ったらしく、肺炎の恐れが出てきたとのこと。

詳しいことは病院にて説明したいが、何時に来られるかとのことでした。

いつもお昼に行っていたので、今日もお昼まで待っていたんだそうな・・・

今日に限って

3年に1度の講習会にぶつかるなんて

今すぐに行ったほうが良いか尋ねたら、主治医の先生が今夜当直なので夜でも構わないとのこと。

講習会は最後の考査試験までちゃんと受けてから、病院に駆けつけることにしました。

『母ちゃん、ゴメン、待っててね・・・』

眠気なんかどっかに吹っ飛んじまった

話を半分聞きながら、時間が経つのをじっと待ちます

1時間の試験を20分で終わらせて帰ろうと思っていたのに、最後まで残らないと『欠席扱い』なんだって

イライラしながら解答用紙の収集を待って、やっとこさ会場を後にしました。

6時20分、病院に到着。

出血したせいか、青白い顔をしています。

でも、オイラの問いかけにはちゃんと答えてくれました。

『母ちゃん、おなか痛いんだって

・・・いぃや・・・どっこも・いだぐない・・・

どうやら痛みに波があるようです。

10分ほど待って、先生登場

ナースステーションでお話を伺います。

卵巣癌の腫瘍が腹膜に広がっていて、おそらく腸管か血管を食い破ろうとしている・・・

もしもそうなれば、出血性ショックで一瞬で・・・

早ければ2~3日、安定したとしても5~6日・・・

会わせたい人がいれば明日にでも・・・

『ついにその時がくるのか

昨日までそんな感じじゃなかったのになぁ

冷静に聞いてるオイラに対して、先生のほうが声が震えてる・・・

そっか・・・ホントに『その時』が近づいてるんだね

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ひとまず出血も治まったし、バイタルも正常値ということなので、一旦家に帰ることにしました。

お仕事先にも一応連絡をして、当分お休みを頂きました。

兄ちゃんと叔母ちゃんに電話をしました。

明日朝一番で、叔母ちゃんが来てくれるそうです。

明日から、病院に泊まり込むことになりそうです。

でもね、猫達のごはんは忘れてないよ~

ってことで、このブログはしばらく不定期になります

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どうか、母ちゃんのために、祈ってあげて下さい