涙って・・・
枯れないものですね・・・
泣いても泣いても涙は止まってくれません・・・
猫のチィさんまでも、鼻の頭を赤くしています・・・
・・・え?チョット違う?
ってことで、家に帰って参りました。
ばあちゃんの葬儀、無事に終わりました。
知らない親族にお声をかけるのに手間取りましたが、どうにか親族皆さんのご協力のおかげで、滞りなく(一部不穏かも)終了しました。
去年の父ちゃんの葬儀では兄ちゃんが喪主代理をしてくれましたが、今回はオイラが喪主代理です。喪主挨拶なんか涙でメチャクチャ。聞いてる人は『こいつ何言ってんだろう』って思ったんだろうなぁ・・・だってオイラ自身、何言ったか覚えてないもん。
これから少しづつ、一連の出来事をブログに書いていきたいと思います。どうかお付き合い下さいませ。
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16日夜・・・
いつものようにブログを書き終えて、発泡酒を1個飲み終えた時でした。
あーぁ、飲むんじゃなかったぁ・・・
こんな夜中に電話が鳴るなんて・・・
『〇〇さんの呼吸が不安定になりました。病院にいらしてください』
・・・すでに覚悟は出来ています。死に目に会えないんだって・・・
タクシーを呼んで病院に到着したのは、電話をもらって12分後のことでした。
ばあちゃん、眠るように息を引き取っていました。
苦しむことなく、柔和な顔をして旅立って逝きました。
16日23時45分のことでした。
不思議と涙は出ませんでした。
看護師さんがばあちゃんをキレイにしてくれている間、オイラは電話で悪戦苦闘をすることになりました。
山間の病院なのでケータイの電波状況は最悪です。
繋がっても途切れること数知れず・・・
ありったけの10円玉を握り締め、ロビーの公衆電話からかけまくりです。
まずは兄ちゃん。
葬儀屋さん。
叔母ちゃん(母のすぐ下の妹)。
40分ほどで葬儀屋さんが、遅れること10分で叔母ちゃんが到着。
みんな一緒に自宅を経由、叔母ちゃんには母ちゃんを一晩お願いして、ばあちゃんはオイラと一緒に葬祭会場に連れて行ってもらいました。
その晩は、ばあちゃんと並んで横になりました。
叔母ちゃんはといえば・・・母ちゃんの落ち着きの無さに面食らい、一晩中眠ることが出来なかったそうです。ゴメンネ、叔母ちゃん。
続きはまた明日・・・
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葬儀後、兄ちゃんを駅に送り、おいらはチィさんのお迎えに行きました。
聞き覚えのある『ドスの利いた声』が奥から聞こえてきます。
チィさんってば、鳴きすぎ、甘えっ子、大食いを繰り返していたそうです。
家に帰る道中も鳴きっぱなし・・・
でも家に入ると、ちゃんと鳴き止んでくれました。
オイラの膝にピッタリと乗って、香典勘定の邪魔をしてくれています。
その後葬儀屋さんがやってきて、後祭壇をしつらえてくれました。
香典返しや引き物の発送の事務手続きを終えると、すでに夜9時・・・
残りの作業は明日にしよう・・・
ふと振り返ると・・・ばあちゃんの遺影が目の前・・・。
ブワっと涙があふれちゃって・・・
冒頭に戻っちゃいますが、涙って枯れないものですね・・・。
明日は『タラコまぶた』なんだろうなぁ。