ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

恒例行事?

2012-06-10 22:39:30 | 自宅介護

母ちゃんの入院19日目です。

暑苦しくて目覚めると、ミィちゃんがオイラの首にスッポリと乗っかってました~

時刻はまだ5時

寝直し寝直し~

良い気分で目覚めたら、なんと10時を過ぎちゃってました

慌てて起きて、朝食代わりの牛乳一本をグビっと飲んでお仕事開始です

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『ボクのモノ~』

お気に入りのマタタビの枝を掴んだまま寝てるし~

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今日の母ちゃん。

ちょっと遅めに病院に着いたら、流動食が終わる直前でした。

グッスリ眠っていたので、その間に手の爪を切ります。

右手の爪を切り終えたところでお目覚めの母ちゃん・・・

その右手がまっすぐ流動食のチューブに突進

いやぁ~危ない危ない

右手を拘束して、左手の爪切りをしてあげました。

爪切りが終わったところで拘束を解くと、オイラの手をギュッと掴んでそのまま眠ってしまいました

小一時間手を握られっぱなしだったので、手が汗まみれ

備品のおしぼりで母ちゃんの両手をぬぐって、拘束ミトンを装着・・・

毎日、この瞬間だけは堪らず嫌なんだよなぁ

看護士さんが察してくれて、『あとはやっておきます。毎日お疲れ様ですね~』と言ってくれました。

拘束紐を看護士さんに委ねて、オイラはお家に帰ります。

『母ちゃん、また明日ね~』

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家に帰ると、恒例の『ピンポンダッシュごっこ』

そして恒例行事となった『匂い嗅ぎ』です。

今日の匂い嗅ぎは、両手に集中しています

爪を切ってきたことで、母ちゃんのニオイが一杯付いているんでしょうね~

シィ君なんか頭突きをしながらオイラの手をクンクンしています。

猫達、ちゃんと母ちゃんのこと覚えてくれているんだね~

今度は何か猫グッズを持って行って、母ちゃんの匂いを収集してこようかな~

よしっぬいぐるみを洗濯しなくちゃ

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ミィちゃん、近いってば

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午後3時、急ぎの分のお仕事完了しました

ホッとしたところで、久しぶりにパン作りをしました

今日のパンは、オーソドックスな食パン

ご近所様におすそ分けをと思っていたけど、お留守なようなので1斤だけ焼くことにしました。

1斤分と少ない分量で作るのは難しいんだよなぁ~

材料を計ってコネコネ

あれぇ~お水がちょっと多かったかな

粉を大匙1だけ足して~

あれぇ~今度は水分が足りんか

捏ねあがりをそのまま発酵

ガス抜きをして型に入れて再び発酵

40分焼いて出来上がり~

あれぇ~カサが足りなかったかぁ~

ってなわけで、真四角にならなかった食パンです。

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今夜はこれをナンの代わりにしてカレーを食べました

フワフワもっちりで美味かったぁ~

母ちゃんにも食べさせてあげたかったな


動き出したぞ!

2012-06-09 23:30:17 | 自宅介護

母ちゃんの入院18日目です。

朝一で資料を受け取り、お仕事開始です。

今朝は猫達のほうがお寝坊さんでした~

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午後1時、ちょっと遅くなったけど母ちゃんの様子を見に出掛けます。

流動食は終わりかけでした。

お水を追加に来た看護士さんから、午前中の様子を聞くことが出来ました。

午前中はお目目パッチリで、お世話に来る看護士さん達にクチパクでお話をしていたそうです。

が、誰も解読出来なかったようで、イラッとする様子が見て取れたようです。

昨日までまったく動かなかった両足が、動くようになりました

足が動くという事は、全身のよじれも活発になってきたということで、サイドレールの追加が検討されています。

だまって見ていると、右足がジリジリと脱走を図って、ベッドから落ちそうになります

脳みそのほうは順調に回復中です

そのうちに発音もハッキリしてくるんじゃないかなぁ~

午前中に活発だった母ちゃんですが、オイラが病院に到着した時にはすでに夢の中

声を掛けても目覚めてくれませんでした

また明日来るからね・・・お昼寝しないで待っててね~

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お留守番が板についた猫達ですが、ミィちゃんのツンデレぶりには参りました。

オイラが出掛けようとすると玄関まで追いかけてくるクセに、『ただいまぁ~』って玄関を開けた途端に寄ってきて、足にタッチしてダッシュで逃げる、いわゆる『ピンポンダッシュ』遊びでオイラをもてあそぶんです。

ナデナデしようと近寄ると逃げるクセに、仕事をし始めるとスリスリと寄ってきて甘えっこ

そんなミィちゃんをジェラシー・シィ君が追いかけて、机の上の資料をばらまいちゃったり

叱ってくれる母ちゃんが居ないもんだから、やりたい放題の猫達なのであります

2対1でオイラの負けだぁ~

でもね、夜は一緒に寝てくれるんだよね~

よ~しお仕事も終わったことだし、遊んじゃるどー


設計屋さんはてんてこ舞い!

2012-06-09 00:12:17 | 自宅介護

母ちゃんの入院17日目です。

今日も早よからお仕事に勤しんでおります。

週明けの締め切りという事で頑張っていたら、緊急のオファーが入ってしまいました。

資料が届くのは夕方で、締め切りは月曜日・・・

ってことは、土日仕事ってこと

かんべんしてよぉ~

しかも仕事の内容はオイラの専門外だよ~

現在進行形のお仕事もあるし、そのお仕事はお断りしようと思いました。

災害復興関係の仕事が急増する中、引き受けてくれそうな設計屋さんがどこも手一杯なのだそうです

手一杯というよりも、小面倒な仕事だから断られたんじゃないの

最近オイラの所には、割に合わないものばかりよこすよね

現在進行形のお仕事の締め切りを延ばしてくれるなら・・・という条件付きで、渋々請け負う事にはしましたが・・・資料が届かない以上、どれだけの仕事になるのかも分からない状態です。

とりあえず、今の仕事を黙々とこなすだけさぁ~

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気分転換に、母ちゃんの様子を見に出掛けます。

今日の母ちゃん、お目目キョロキョロで、流動食のチューブを狙っています

看護士さんが拘束ミトンの紐をゆるく結んでくれていたので、少しは手を動かせる状態でした。

ミトンを外して手を握ってあげると、興味はチューブからオイラの顔にシフト・・・オイラの眼鏡を取ろうとしています。

眼鏡が飽きると、今度はオイラのカバンの肩ひも・・・

どうやらひょろ長いものに興味があるようです。

どうせイタズラしたいなら、フェイクのチューブを吊るしたら良いかもね~

今日の母ちゃんはゴキゲンさんで、看護士さんに笑顔を見せてくれたそうです。

痰の吸引も嫌がることなく口を開けてくれた模様。

何かをしゃべりたそうにしていたというので、オイラも母ちゃんに話しかけてみました。

『はぐはぐ』と吐息しか漏れないけど、確かに何かをしゃべっています

声帯が麻痺しちゃってるから、声にならないんだね

唇を読もうとしたけど、唇の動きと吐息がずれちゃってて判読不能

丸々一日付き添っていたら、分かるようになるかな

でもゴメンね・・・土日もお仕事なんだよぉぉぉ

そのお仕事が終わったら、ずっと付いていてあげるからね・・・

母ちゃんがグッスリと寝入ったところで、お家に帰ります・・・

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夕方と思っていた資料が届いたのは、8時を過ぎた頃でした

それから資料読みを急いで、必要なデータを送ってもらわなければなりません。

10分ほどで資料をザットめくり、先方様に電話すると、すでに帰宅しちゃってました

ケータイも通じず

おいおい、投げっぱなしかよ

必要事項をメールで送信して、明日朝一番での返事待ちです。

とりあえず入力出来る分だけでも・・・

ってなわけで、ブログの更新の日付が変わっちゃいましたね

やれやれ・・・明日も頑張るぞぉ~

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『ん゛な゛ー

遊んでもらえなくて、文句タラタラのミィちゃんでした


閉ざされた道・・・

2012-06-07 23:21:06 | 自宅介護

母ちゃんの入院16日目です。

シィ君に踏まれ、ミィちゃんに踏まれ、散々な目覚めでした

カリカリのお皿がカラッポだぁ~

いまごはんあげるからね~

ゆうべお皿一杯に入れたよなぁ~

『おまえら、食いすぎじゃっ

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本日も9時丁度にお仕事開始です。

あれ

パソコンが立ちあがりません

システムエラーだって

システム復旧で30分も損しちゃったよ

はぁ~、パソコンが壊れたんじゃなくて良かったぁ~

でも、このパソコンももうすぐ1年だし・・・

バックアップだけはちゃんとしておかなきゃね~

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お昼過ぎ、母ちゃんの様子を見に出掛けます。

痰の絡みは無く、お目目はうっすらと開けていました。

看護士さんが拘束ミトンを解いた途端、オイラの手をギュッと握ってくれました

母ちゃん、オイラの事待っててくれたんだね~

お家から持って行った爪切りで手の爪を切ろうとしたら、すでに看護士さんが切ってくれていました

すん

オイラのお仕事が無いよぉ~

せめてお団子結いだけでもしてあげようか

流動食が半分まで減った頃、看護士さんから声が掛かりました。

胃ろうの件でセンセイからお話があるとのこと。

母ちゃんを看護士さんにお任せして、オイラはナースステーションに急ぎます。

ナースステーションでは神経内科のセンセイが待っていました。

パソコンの画面には腹部のMRI画像が映し出されています。

昨日の外科医の診察の結果、胃ろうを作るのは難しいとのことでした。

しかも、胃腸が弱ってきているので、経鼻胃管による栄養管理をやめて点滴に切り替えるべきだとの判断をされたそうです。

脳梗塞のほうは順調に回復しているものの、卵巣癌の増大により胃腸が圧迫されているので、そちらのほうのケアを重点的に行うべきという考えなのだそうです。

胃ろうの道は閉ざされてしまいました。

この病院で受けられる治療は・・・もうありません。

ということで、いよいよ転院のお話です。

第一希望の病院は、脳梗塞の回復期リハビリという名目なら転院が可能のようですが、母ちゃんの場合、はたしてリハビリが可能かといえばそうではないし・・・

やはり、第2希望の療養型病床の空きを待つことになりそうです。

最後に・・・初めて『余命』という言葉がセンセイの口から出ました。

リビングニーズの観点からのお話です。

『長くて半年、短ければ・・・突然ということも覚悟してください』

・・・

はい・・・

『では、転院先の病院と交渉を始めますので、何日かお時間下さい』

よろしくお願いします・・・

ボ~っと病室に戻ると、母ちゃんは夢の中

母ちゃんの目を見ると泣きそうなので、退散するなら今のうちだなぁ~

また明日来るからね~

病院を出た途端に大粒の雨

車にたどり着いたときには、全身ずぶ濡れでした

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家に帰り、着替えてひと休みしていたら・・・

『ガッタンバッシャーンドドドドドーッゴンッ

な、なんだぁ

シィ君がお風呂のフタごと残り湯に落っこちちゃいました

ビックリしたシィ君は、ジグザグ走法で2階へ

やれやれ、床がびしょ濡れだぁ

オイラといっしょねだねぇ~

しばらくして下りてきたシィ君・・・

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どうやら濡れたのは足とシッポだけのようだね

ちゃんと乾かしなさいよ~

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にぃにってば、なにやってんのニャ

ミィちゃんも気ぃつけなさいよぉ~

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午後も丸々お仕事に集中~

途中、大至急の修正依頼が入ったので、そちらにシフト。

怒涛の作図で夕方には納品完了

軽く夕食を済ませて、10時まで残業しちゃったよ

その分明日は、ちょっと長く母ちゃんの所にいられるわぁ~


なでこなでこ・・・

2012-06-06 22:55:46 | 自宅介護

母ちゃんの入院15日目です。

昨夜もなかなか眠れず、諦めて本を読んでいたらいつの間にか眠っちゃってました

目覚めると8時半

お仕事の打ち合わせは10時の予定なのに

慌てて起きて牛乳1本グイッと飲み干し、昨夜まとめたゴミを物置に詰め込みます

軽く掃除機をかけて、洗濯機を回して放置~

パソコンを立ち上げて、お仕事の準備完了です

時間通り、仕事の打ち合わせ。

新規のお仕事2件分の資料を受け取りました。

1件の締め切りは週明け月曜日、もう1件は来週半ばの予定です。

打ち合わせを終えて、まずは資料データの読み込みから始めました。

沿岸の災害復興の一環で、とある工場の新築工事なのですが・・・

建築図も突貫作業だったらしく、図面ごとに寸法が違うという『とってもお茶目』な資料なんです

先方様も困っているようですが、とにかく施工図を作らなければなりません。

合わない数字は妥協して作図・・・

チェックバックで儲けさせてもらいますわぁ~

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『お山のまぶりっと』ミィちゃんです。

熊さんが出てきたら教えてちょ~

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せっかくの『金星の太陽面通過』の日だというのに、お日様は雲に隠れちゃってます

次にみられるのって100年以上も後の事

テレビの画面でガマンしましょうかねぇ~

雨が降りそうな空模様なので、窓は極小に開けてお出掛けします。

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お昼過ぎ、母ちゃんの様子を見に出掛けます。

今日の母ちゃんは痰の絡みも少なく、穏やかに過ごしていました。

今日から流動食は300cc、お水は200ccになり、1日の摂取カロリーは900kcal、総水分量は1500ccで継続されることになります。

点滴は必要が無くなって、管は経鼻胃管1本だけになりました。

腕の無数の内出血の跡も、いずれキレイに消え去ることでしょう・・・

『ご家族がいらっしゃるうちは外してあげましょう、かわいそうですから・・・』と、看護士さんが拘束ミトンを外してくれました。

ミトンを外してもらった母ちゃんの右手は、さっそく鼻に向かって突進

危ない危ない

管を抜かれないように、手を握ってあげました。

看護士さん曰く、『娘さんがいらっしゃると、やはり落ち着かれますね~。いらっしゃらない時はビックリお目目でビクビクしたり、眉間のしわが深いんですよ~』ですって。

穏やかに見えるのは今だけってことなのね~

しばらく手を握ってあげていたら、スヤスヤと眠り始めました。

もう手を放しても大丈夫かな

すると、眠りながら両手で大きなおなかをさすり始めたんです。

看護士さんに聞いたら、午前中に外科の先生の診察があったのだそうで、胃ろうの位置を決めるために強くおなかを押さえられたのが痛かったも・・・ということでした。

オイラも母ちゃんのおなかをなでこなでこしてあげました

そっかぁ~、いよいよ胃ろうの検討に入ったのね~

どんな結果になるのかな

流動食が済んで水分補給が始まった時でした。

一気に空模様が怪しくなり、雷が鳴りだしたと思ったら大粒の雨が降ってきました

家の窓を閉めてきて大正解

小止みになるまで母ちゃんの傍にいてあげよう・・・

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母ちゃんのベッドのお隣のおばあちゃんの所に、息子さんがやってきました。

先生から病状説明を受けるためにやってきたのだそうです。

が、母親の普段の病状や服用していたはずのお薬のことは、まったく知らないのだそうです。

なので、先生から『ワーファリンを服用したことはありますか』とか『脳梗塞の既往症は』とか『狭心症と言われたことは』なんて聞かれても、何にも答えられなかったのだそうです

しかも患者本人に認知症の自覚が無いもんだから、どーにもならんという始末。

自宅を捜索して、診察券やら薬の袋、お薬手帳などがあるか探してくるように言われたそうです

普段一緒に暮らしていたのに何にも知らなかったと気落ちする息子さん・・・

今から親孝行したって遅くは無いよ~

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雨が小止みになったところで、オイラは帰宅です。

母ちゃんはスヤスヤと寝息をたてているので、起こさないようにそっと立ち去ります・・・

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『とってもお茶目』な資料を読みながら、今日のノルマ2枚の作図を終えました。

3枚目に着手したところで、今日のお仕事はおしまい~

そろそろ夕飯の支度を・・・と思っていた所に、宅配便がやってきました。

通販の爆安『猫砂24㎏』です。

さっそく新しい砂を猫トイレに入れると、ミィちゃんが勢いよく砂掘りを始めました。

『ガッシガッシ、バラバラバラ~』

おいおぃ、ふたを閉めないと砂が飛んじゃうよぉぉぉ

あ~ぁ、掃除機かけなきゃぁ~

シィ君はといえば・・・別便で届いた『猫カリカリ』が入った段ボールを破壊中です

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とってもショックなことが起きました

『町民税・県民税』のお知らせが届いたのですが、納税額が去年の10倍になってましたぁぁぁ

昨年の収入がほんの1.2倍になっただけなのに

売り上げが増えたのではありません。

エコだの節約だのして経費をガツンと落とした結果が、増益になっただけなんです。

去年の住民税は5000円だったのに、5万円になっちまったよぉぉぉ

節約なんか、なんもいいことないわぁ~

はぁ

とりあえず1期分・・・納めてきましょうかねぇ~

・・・てことは~

国保税も高くなるんでないのぉぉぉ

ギャー