曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く | |
銀行へ行く用事があったので駅前迄。散策は迷ったが準備して銀行経由の コースを通って少し遠くまで足を延ばすつもりで出発。 毎年一番の見頃を見逃していた中学校沿いの花水木(ハナミズキ)並木は 写真(←)の様な案配になって居た。これに釣られ今日は景色中心かなと 思って居たが思わぬ収穫があった、ギンランに出会う。 銀行経由だったから銀蘭?これに気を良くして小山内裏公園経由で鑓水の方 へ足を伸ばす予定を改め公園を半周して帰宅した。 今日は、そのギンラン筆頭に、その他出会ったものを: |
此処は自生するカタクリを保護している場所、カタクリは勿論ないしそのまま素通りするつもりだったが、小さく白いものが一つ出ている。
銀蘭(ギンラン)だった。もう出てる!ギンランとキンランはほぼ同時期に出ると思うので何処かにキンランも出てるかもしれないね。
これは常磐黄櫨(トキワハゼ)だと思うが…ムラサキサギゴケと見分け方は地を這う/這わないと言うが、どの程度を”這う”言うのか?もある。
桑の実の様な感じのものを付けてる低木があった。桑で調べてもどうも違う、どうやら姫楮(ヒメコウゾ)の様だ。
ブドウの様な形で先が黄色に成ってる方が雄花でイガイガのある方が雌花だそうだ。雌花の方に緑の実が付き最終的にオレンジ色に成る様だ。
数年前にこの緑の実の段階のものを見つけて何者か分からず保留していたものがある。ヒメコウゾの若い実だったかぁ。
少し前まで下向きに連続して白い花を付けていた紅葉苺(モミジイチゴ)、緑色の粒をつけ始めている。
少し前の投稿で紹介させて頂いた半鐘蔓(ハンショウズル)の今。殆どがこの状態でまだまだ先の御様子。
投稿のものは少し紫になってるものを出したが、それも状態は以前全く変わってなかった。
クリックすると大きく成ります。
これは小真弓(コマユミ)の花の様だ。マユミの名前がついいているが実はニシキギの実に似ている様だ。花は、こんな目立たないものなので意識して
来なかった!今迄、実の状態でニシキギと誤解していたかもしれない。
今か今かとこの方の出るのを待っていた、小葉の立波(コバノタツナミ)だ。
散策の最後にあった鶫(ツグミ)。何かに集中していたのか?傍を通っても逃げる気配がなかった。
以下、先日の片倉城跡公園で出会った未紹介のものを:
これは夏灯台(ナツトウダイ)。菜種油を入れた皿に芯を入れた燈明に似ると言うが私の子供の頃でもそんなものが有った記憶がないが…なんとなくわかる。
この方の同定には苦労した。花がハコベ?ミミナグサ?の様な…結局、沢繁縷(サワハコベ)ではないかと。