全体清掃が終わった後は、コーキング業者とタイル業者によるタイルの浮きや破損の検査。 タイルの浮きは、○○トンネル事故でも話題になった「打音検査」でチェックする。浮いているところは誰が聞いても異常がわかるほど、明らかに違う音がする。浮きが生じた箇所は、以前だとタイルをすべてはがして張り替えていたが、技術が発達した近年では、小さな穴を開け、特殊な樹脂を注入してすき間を埋める。 年に一度のこのときに、いろいろと興味深い発見ができる。