中原中也
「生ひ立ちの歌」より
半紙
●
幼年時
私の上に降る雪は
真綿のやうでありました
少年時
私の上に降る雪は
霙(みぞれ)のやうでありました
十七〜十九
私の上に降る雪は
霰(あられ)のやうに散りました
二十〜二十二
私の上に降る雪は
雹(ひょう)であるかと思はれた
中原中也
「生ひ立ちの歌」より
半紙
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幼年時
私の上に降る雪は
真綿のやうでありました
少年時
私の上に降る雪は
霙(みぞれ)のやうでありました
十七〜十九
私の上に降る雪は
霰(あられ)のやうに散りました
二十〜二十二
私の上に降る雪は
雹(ひょう)であるかと思はれた