霧島酒造(都城市、江夏順行社長)は18日、「黒霧島」など主力の芋焼酎の価格を7月23日出荷分から値上げすることを明らかにした。値上げ額は20度が1・8リットル当たり80円ほどで、率にすると6%程度。焼酎かす処理費用の発生や、物流費など諸経費の高騰が主な理由らしい。酒税の段階的引き上げの際に値上げはあったものの、メーカー側の経費増加を理由にした理由での値上げは13年ぶりになるという。
鹿児島の焼酎メーカーでも、焼酎廃液の飼料化プラントを自社で製作し、海洋投棄以下のコストで5年以上の安定した稼動実績を持つ企業がある。その飼料化プラントは、麹菌の発酵熱だけで水分95%の焼酎廃液を飼料化する装置で、現在では焼酎廃液等の蒸留残渣に留まらず茶滓、おから、コーヒー滓等の食品工場残渣、レストラン残渣、あるいは魚類、食肉処理残渣、血液などの動物系残渣に至るまで汎用的に有機系廃棄物を飼料化するシステムの確立を目指しておられるようだ。
今後は、企業はやはり環境保全を如何にコスト負荷ではなく、コスト削減、ビジネスチャンスに結び付けていくかが大きな鍵になりそうだ。
鹿児島の焼酎メーカーでも、焼酎廃液の飼料化プラントを自社で製作し、海洋投棄以下のコストで5年以上の安定した稼動実績を持つ企業がある。その飼料化プラントは、麹菌の発酵熱だけで水分95%の焼酎廃液を飼料化する装置で、現在では焼酎廃液等の蒸留残渣に留まらず茶滓、おから、コーヒー滓等の食品工場残渣、レストラン残渣、あるいは魚類、食肉処理残渣、血液などの動物系残渣に至るまで汎用的に有機系廃棄物を飼料化するシステムの確立を目指しておられるようだ。
今後は、企業はやはり環境保全を如何にコスト負荷ではなく、コスト削減、ビジネスチャンスに結び付けていくかが大きな鍵になりそうだ。