百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

新規就農

2007-08-05 21:16:11 | 農業
農のある暮らしにチャレンジしてみたいと思っても何から始めていいのかよくわからない。そういう時には
全国新規就農相談センター[http://www.nca.or.jp/Be-farmer]等で先ずは『情報』を入手。そこには各都道府県の就農状況や新着情報(例えば、「和牛を育ててみませんか?」とか。)が掲載されている。
情報の次は、やはり『知識』や『技術』をどのようにして習得するかが問題になってくる。
そのあたりの支援は、就農準備校[www.ryeda.or.jp/junbiko/index.html ]が担う事になるが、なかなか自らの勤め先の近くや自宅の近くにそれがあるかというとそうではなく、どういう形態で学ぶかについては各々がどういうレベルをどの時期までに習得したいか等を考え合わせて検討する必要がある。日本農業実践学園(茨城県内原)等に入学して栽培だけではなく加工や販売に至るまですべてを習得することから、ある農作物の栽培だけを短期間で学ぶことまでその範囲は広い。・・・都道府県の中に必ずひとつはある農業者大学校の中でもいろいろな学び方(短期間や短時間等)があるようだ。
ある程度自分のイメージが出来てきたら、就農イメージをしっかり持つ中で、土地や環境、村や文化に触れ、『土地』や『経営』について自らのこだわりと譲れないポイントを明確にし、周囲の方々の理解を得ることに努めるべきだ。
結構いろいろな場面で「土地」の話は出てくるが、それぞれの「土地」には周辺の環境があり、村の中で過ごすには協調性が最も尊ばれる。
単なる憧れではなく、自分のこだわりや自分の人生観を明確にする中で、決して一人では生きていけない、また、厳しい自然と対峙?!ではなく、どう共生を図るかを深く考え合わせた中で、もっとも自分らしい“農のある暮らし”を捜してみよう。