百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

21世紀は「耕す文化」の時代へ

2008-02-09 22:13:57 | 農業
21世紀は「耕す文化」の時代・・・新しい「農」の時代が本当に来るのか。「土」の匂いのする、大地にしっかり根を張った(切り花国家ではない)豊かな文化の時代が本当にやってくるのか。
可能性はある、何から手をつければいいかについてもある程度のイメージはおぼろげながらみえてきた、でも、未だ誰も確証は持ち得ていない。
さまざまな「農」のカタチがあることも事実だ。しっかり大地に根ざす方法もあれば、都市近郊で小規模で行う方法もあり、自給農という自らの“食”から始める「農」もある・・・どれも正しく、どれも楽しい。
豊かな文化は喜びにあふれ、幸せな微笑が行き交う。農は決して辛いものではなく、3kでも決してない。それは生き方であり、人間の人間らしい生き方の文化でもある。
そのためには、有機農業をもっともっとわかりやすく、誰しもがチャレンジできるものに早急に体系化しなければならない。十年間かけてはいられない。一年学び、三年でほぼ自分のものに習得できるものに有機農業がなれば、もっともっと可能性は高くなるはずだ。
今日、京滋有機農業研究会主催の金子美登さんの講演を聴かせて頂いた。
今が一番の踏ん張りどころのように思った。精一杯頑張りたいものだ。