百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

ダグラス・マッカーサー

2010-04-25 22:21:12 | 農業
ダグラス・マッカーサーが日本にもたらしたものは、パイプ、サングラス、カジュアルな帽子、・・・そしてそして水耕栽培!
そういうとマッカーサーが戦後の日本を復興するためには、食の充実も大切だと考えていたフシがある。
それは「目玉焼き事件」に代表され、その当時マッカーサーが朝食に「二つ目玉の目玉焼き」と「スクランブルエッグ」をリクエストしたが、朝食で注文の品は並ぶことはなく、お昼を過ぎてようやく「一つ目玉の目玉焼き」だけが運ばれてきたという。その時の日本はふたつの鶏卵すら準備できないという状況であり、戦後の食の貧しさの象徴として語られてきた。
生野菜の普及についても(日本の食生活の充実というよりもマッカーサー自身が食べたいからともいわれているが)、彼は積極的に生野菜(葉物野菜)の栽培を推奨しようとしたが、当時の日本の農業は下肥をベースにしていたため不潔とされ、化学肥料をベースにした大規模な水耕栽培の導入を検討、実施したという。
その後の朝鮮動乱には、そこで栽培された葉物野菜が大量に用いられたという。
戦後の近代農業はそういうカタチで始動したようだ。
※話は異なりますが、トマトもそろそろ花が咲きます。