土と生きる

「土と生きる（小泉英政:著 岩波新書）」を元日にはゆっくり読むことにする。
世代こそ異なるが、想いは同じで、ひとつひとつの積み重ねが、現在をつくり、未来を築くと、日々“土”を見つめながら想像している彼の真摯な姿勢に共鳴する。
彼はハウス栽培やポリマルチを用いた栽培もその地にない気候を作り出すものだとして否定する。“天の恵み”を頂く者としては“化学の恵み”とは一線を画したい気持ちはわからなくはないが、今の私にはまだまだそこまで勇気が持てない。
立ち位置はさまざまだが、自らの立ち位置を決して振らさず、闘争するではなく、自然との共生、明るい未来の模索を今一度、前を向いて始めてみたい。

謹賀新年

謹賀新年
旧年中は大変お世話になりました。
今年も何卒よろしくお願い致します。
2015年1月1日