わが記憶、わが記録 2016-01-09 23:30:34 | Weblog 自分の歴史を振り返り、整理してみると、そこには滔々と流れる時代があり、生身の人間達が生きている。 そこには葛藤があるようで、躍動があるようで、焦燥があるようで、落胆があるようで、振り返ると実はそこには記録として残る事実しかない。 部分部分だけ残された不確かな記憶は、事実なのかは何とも定かではないが、記憶だけが頭の中でゆっくりと生きている。 ※「わが記憶、わが記録 堤清二×辻井喬オーラルヒストリー」中央公論社