百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

snow moon

2020-02-08 21:36:53 | Weblog
明日の月は満月
アメリカの農業暦によると、2月の満月はスノームーン(snow moon)名付けられている。
2月はアメリカで最も雪の多い月で、豪雨に見舞われることも多かったという。

ミレニアム世代は高収入や出世が幸せに直結するとしていた従来の資本主義の価値観を決して信じていない。どちらかというと対極にある価値観に関心があり、お金や物質ではない心の満足や精神的な価値を追求する傾向があるという。
また、アメリカのミニマリストの草分け的な存在であるジョシュア・ベッカーは「ミニマリストも欲望の総量は変わらない」と断言する。
そう考えると心の満足や精神的な価値をどう因数分解でしてミレニアム世代に提示するか、その辺りが新しいビジネスのkey wordになりそうだ。

冬日到来!

2020-02-07 23:24:39 | Weblog
氷点下の朝を迎える
遅い“冬日”の到来に少し戸惑う
一方で身が引き締まる思いにもなる

左官(しゃかん)は、建物の壁や床、土塀などを、こてを使って塗り仕上げる仕事、またそれを専門とする職種のことをいうが、本来は「さかん」と呼ぶようだ
昔は宮中の営繕を行う職人に四等官の主典(さかん)として出入りを許されたからという説があり、実際に左官という言葉が使われだしたのは桃山時代からだったという
土を扱う「左官」に対して木を扱う木造建築の職人を「右官(うかん)」と呼び左官と対になっていたようだ
現在では竹を組んで土塀を塗り込んだ日本家屋は大変珍しくなったが、バブルの頃までは大変忙しかった職種だったそうで、その技術や経験は一朝一夕では決して身につかず、後継者を育てることに苦労したという親方の話を聞いた覚えがある
土壁や土塀の家屋は少なくはなったが、こんな凄い技術をもっとうまく価値伝承できないものか、冷えた身体とうまく廻らない頭で少し考えてみた“冬日”でした

ふくら雀

2020-02-06 22:14:10 | Weblog
雪の舞う中
電線には雀さん達が集まっている
こんな日は
もっと温かいところで
のんびりしていたらいいのに
でも一羽一羽は少し大きな感じがする・・・

通常でもみんなで行動する雀さん達は、冬場は更に集団化を進め、集団で餌を探したり、集団で行動する中で越冬するという
一羽一羽は所謂“ふくら雀”といわれるように羽根を少し立て、羽根と羽根の間に空気を含ませ暖かさを保持する(私たちのダウンジャケットのようなもの)という

今年の冬は暖冬だという
しかし人間界では“新型コロナウィルス”でてんてこ舞いな状況が続いている
こんな私たちの世界を“ふくら雀”さん達はどうみているのだろうか
私たちももっと自然に適応して他者に迷惑をかけずに知恵を使って生きていかないと、勝手ばかりが通る世の中ではなくなりつつある現実はもうそこまで来ているのかもしれない

モノの見方・考え方

2020-02-05 23:07:41 | Weblog
モノの見方にはいろいろある
虫の目のように、物事をしっかり見る
鳥の目のように、俯瞰して全体を見る
魚の目のように、トレンド、流れを見る
しかし、見えないものもたくさんあり、見えないものに本質が隠されていることも多い
見方と同じように考え方も多岐にわたる
自分の立ち位置によって異なってくることもあれば、時代によって解釈が異なってくることもある
他者の立場に立てば決して許されないことであっても、その立場を理解しようとしなければ、自分はあくまでも“幸せ”であり続けられる
考えれば、鈍感な方が、生きやすいともいえる
ということは、目を閉じて、本質を見つめ続け、自分の心の置き場所を忘れるぐらいに、心を空にすることができれば、少しは本質に近づけるのかもしれない

節分

2020-02-03 21:16:49 | Weblog
「節分」つまり「季節をわける」
季節の変わり目、その変わり目には邪気が生じ、その邪気(鬼)を追い払うという意味で悪霊払いをする習わしが、「鬼は外、福は内」の豆まきとなったという。
「節分」は季節の変わり目なので年間4回ある、具体的には各季節のはじまりの日(立春、立夏、立秋、立冬)の前日がその日にあたる。
春を感じ始めはするが、まだまだ、春は来そうにない。暖冬なのは事実だが、新型コロナウィルスによる肺炎が世界を脅かし、アメリカではインフルエンザの感染者が1,500万人に膨れ上がり、8,200人が亡くなった。
邪鬼は追い払えるのだろうか?

2020/0202

2020-02-03 05:42:15 | Weblog
「2020年2月2日」は、
なんか「2」と「0」の並ぶ凄い「日」
もうひとつ「令和2年」でもあり、また「2」がある
なんとも貴重な、素晴らしい「日」のように思える
何かを始めるのに縁起のいい日とされている「日」に『天赦日(てんしゃにち・てんしゃび)』というのがある
天赦日は年に数回しかない、貴重な吉日というわけだが、「2020/0202」もなんとも貴重な吉日のような気がしてならない
一日一日をこれ程の思いで過ごせれば、最も素晴らしい「日」に一日一日がなるのだろう
一日一日の積み重ねが人生なのだから、日日を貴重な吉日とすれば、それぞれが素晴らしい「日」になり、毎日がワクワクする楽しい「日」になることは間違いなさそうだ

都会

2020-02-01 21:55:12 | Weblog
都会を訪れると、ついついビルを見上げてしまう
晴れた空は気持ちが良く、太陽が上がっていると方角も確認できる
一方、曇天だとやはり気分はメゲる
方向もわからなくなり、どちらに行くことが正しいのか、わからなくなる
GoogleMapも時々嘘をつくし、
やっぱり田舎の方が心落ち着く

山猫

2020-02-01 19:25:04 | Weblog
映画「冬時間のパリ」の1シーンにルキノ・ヴィスコンティの「山猫」の名ゼリフが用いられている
「変わらずに生き残るためには、変わらなければならない」
時代は変わり、それぞれの役割も変わる
ただし大切なのは、「山猫と獅子は退き、ジャッカルと羊の時代が来る。そして、山猫も獅子もジャッカルも羊も自らを地の塩と信じているのだ」
この「地の塩」という意識が歴史の変化と共に生きることを私たちは理解し認識しなければならない