JT、「国内最大規模」の大学奨学金を創設へ
日本たばこ産業(JT)は11日、国公立大学への進学希望者を対象とした「JT国内大学奨学金」を創設すると発表した。
2014年春の入学者から適用し、総額486万~1308万円を給付する。同社によると、1人あたりの給付総額は「国内最大規模」という。
条件は、JTが指定する全国の公立高校128校か、国公立大学33校が推薦する新入生で、定員は最大50人。家庭環境や大学が4年制か6年制かなどに応じ、月額5万~12万円の奨学金や入学金(30万円)、授業料(年54万円)などを給付する。内定者には、入学前に受験費用として一律30万円を支給する。
募集期間は、高校推薦が今月20日~9月20日、大学推薦が来年4月。問い合わせは同社CSR推進部(03・5572・4290)まで。
(2013年7月11日22時09分 読売新聞)
これは留学生向けではなく国内向けの奨学金というところが画期的なニュースです。JTの試みに拍手です。
外国人留学生には手厚すぎる奨学金を出すが、しかし国内学生向けには貸与奨学金はあっても給付奨学金がほとんどないというのが日本の不思議な不思議な現実。ありえません。まったくこれには深い疑問を抱いていました。 「国費外国人留学生について」
日本の政府なら日本の大学ならば、まずは国民を大事に、次世代を担う若者への奨学金を充分にやってから、それから外国人留学生への奨学金というのが順序というものです。国も地方自治体も大学も何をやっているのでしょうか。