「不幸の最小化こそ、政治権力を使ってやるべき仕事だ」。菅直人首相は20日、東京都町田市などで行った街頭演説で、就任会見の際に掲げた「最小不幸社会」について力説した。
首相は「人の幸せにはいろいろな形があり、それを決めつけ、押しつけるのは政治のあるべき姿ではない」と強調。その上で、「最小不幸社会」について「決して消極的な意見ではない。戦争を起こさない、貧困をなくすといった不幸の最小化は、最も積極的な政治の方向性だ」と訴え、「縮み志向」「弱者切り捨て」といった野党の批判に反論した。(2010/06/20-21:49) (時事ドットコム)
「不幸の最小化」 なんだかなあと思う。いいのか悪いのかよくわからないが、イメージ的に菅直人氏という人にお似合いな言葉のように思える。この人はチマチマとした立ち回りがうまいんだろうな。小さなことに目を奪われるが、きっと大きなことに気はまわらない。”せこさ”は感じるが、夢や希望は感じられない。