氏名なし年金の記録補正、年内完了できず
該当者不明の約5000万件の年金記録のうち、氏名などがない524万件を補正する作業が、舛添厚生労働相が表明していた12月末までの完了ができないことが確実となった。
最大20万件前後の記録が、持ち主がわからないまま残る可能性がある。
524万件については、今月9日現在で95%に当たる約500万件を補正済みだが、残りの大半は、氏名などを割り出す原本の名簿が不鮮明で判読不能など、補正が極めて困難な事例と見られる。補正が終わっていない社会保険事務所では、年末年始も職員らが出勤し、作業を続ける。社会保険庁では、補正不能の記録を理由別に分類して公表し、国民の理解を得ることも検討している。
舛添厚労相は当初、年内の終了を明言していたが、先月下旬に「数%は補正できない可能性がある」と発言を修正していた。
(2007年12月29日3時0分 読売新聞)
舛添厚労相はスーパーマンじゃないのだから、社会保険庁の公務員が、氏名などがない524万件の年金記録を作ったりしたら、それは、どうにもならないでしょうね。「ゴーリキーの部屋」さんの言われるように、当たり前だ、でしょ。
これは、これを作った公務員さんに責任をもってなんとかしてもらうしか手がないでしょうね。だいたい、氏名のない記録を、記録にしてしまうとは、社会保険庁とは、どんなお役所なのでしょうか。
しかし、読売新聞も、ヘーンな記事の書き方をするものですね。
持ち主がわからない宙ぶらりんという心当たりがある人は、社会保険庁に確認しないのでしょうかね?普通は心配になると思うのですが...。該当者不明が5000万件もあるんですから、全部名乗りでたらすごいパニックになると思います。
来年もよろしくお願いします。
良いお年を!
お役所のこと、今まで、かなり信用していた気がするのですよね。
仕事を変わったりした人は心配になりますよね。
私も今回はさすがに心配になり確認しましたよ。
老後の大事な資金ですからね。
しっかりやってもらわないと困ります。
よいお年を。来年もよろしくお願いします。