海岸にて

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間に合うのだろうか

2008-03-16 | 日本
   
下の記事は、去年の7月の産経記事です。(長文ですが)アメリカ下院で慰安婦決議案が採択されたアメリカでの背景について書かれてあります。この記事は、世界の中でわが国がどのような危うい位置に転落しているのか、(国内と)国外で起こっていること、現在進行形で進みつつある状況に気づかせてくれます。ほとんどの国民は何も知らず、政府も官僚もなすすべもない、これをくつがえすために手の打ちようのない困難な現況が述べられています。周到で悪意に満ちた「慰安婦」キャンペーンに嵌められたと言っていいかもしれません。我が国は、まだ間に合うのでしょうか。
 
 
 
 
【やばいぞ日本】序章 没落が始まった(3)「収まらないな慰安婦問題は」 
2007.7.5 07:44   (MSN産経ニュース)http://sankei.jp.msn.com/world/america/070705/amr0707050744003-n1.htm

  

 
昨年のアメリカ下院での慰安婦決議案の裏に、中国系アメリカ人の米民主党への違法献金(こちら)と、韓国外交官のロビー活動(こちら)があったことは、以前に書きました。
 
日系といわれているマイク・ホンダ議員を動かしたのは、中国や韓国とのつながりを持ち続け、増え続ける中国系アメリカ人や韓国系アメリカ人の存在と、彼らを動かす巨額のアジア系の資金の存在が大きいと、この記事は示唆しています。
 

「そのアジア人たちが、(ホロコースト=大虐殺の歴史を徹底的に追及した)ユダヤ人の手法を学び、同じことを今度はアジアでやろうと立ち上がった。この問題は絶対に終わらない。今回通過しなくても、またやります。今度は世界的にやります。首相が事実を認め、申し訳なかったと、国会で明確に謝罪するまでやります」    

             
             

(日本の) 味方がどこにも見あたらない現状で、日系人との連携の模索は、選択肢としてはあり得る。日系人に、父祖の国への理屈抜きの親近感が存在するのも事実だ。

 だが、取材を重ねると、日本と日系人との距離が狭まりつつあるどころか、むしろ、広がりつつあるのではないか、と思わされる現象の方が目についた。それは、日系人が自らを日系ではなくアジア系と規定するという現象である。

 「日系3、4世で、とりわけ政治に進もうという層はそうだ」

 カリフォルニア州司法副長官で、将来政治家を目指しているアルバート・ムラツチ氏は、自らを例えに引いてこう話す。同氏が地元の教育委員選に出馬した際の選挙事務所幹部は、中国系と韓国系で占められていた。そうでないと、選挙に勝てないのである

   

       

 少数派のアメリカの日系人は、日系人としてでなく大きくアジア系(おそらく主に中国韓国系)として取り込まれてしまうのでしょう。 そして結果的に中韓のために利用されてしまうことがあるのでしょう。(それをどうこう言っているわけではありません。)しかし、かれら「アジア系」の目的は日本外しであり、それに対して日本は無策であるということです。
 
  

問題は、アメリカという世界の最大の政治舞台で進む「アジア系の勃興(ぼつこう)」という名の日本外しに対し、日本が実質的に何の手も打てていないことである

 
 
 
この記事は昨年の7月の記事です。その後、安倍政権は福田政権になり、福田政権は、このような我が国に向けられた陰湿な攻撃を知ってか知らずか、嬉々として中国に歩み寄る姿勢を明確にしました。中国はさぞやほくそ笑んだだことでしょう。
   
 
 

 男は東アジア出身だが、「アジア系」という言葉を使う。そこには東南アジア、さらにはインドなど南アジアにまで連帯を広げたいという意図が明確にうかがえる。そこで、「傲慢(ごうまん)な日本への嫌悪」が、接着剤として使われるとすれば…。

 

彼らが望むことは世界の舞台から(生意気な)日本を外すこと、欧米向けの手段として、「慰安婦問題」は有効(もしかすると「捕鯨問題」も?)ということではないでしょうか。慰安婦問題は同情と怒りを喚起しやすい。日本の問題として固定さえすれば、プロパガンダとしては最適なのでしょう。「慰安婦」が「売春婦」であり軍が関与した証拠がない、としても、ここまで仕組まれ利用されてしまった「慰安婦問題」を覆すのに「正論」を述べるだけで通るでしょうか。

国外で「アジア系」という名のもとに日本はずしが進行していると同時に、一方で、国内でも同じこと、日本人の弱体化が謀られていると考えるのは考えすぎでしょうか。

今、在日外国人の中で圧倒的多数を占める在日韓国人が日本政府相手に勝ち取ろうとしているのが「外国人参政権」です。国内に、日本人と同等の権利かあるいはそれ以上の待遇を要求する外国人がいる。彼らは富を持ち、メディアを操作できる力さえ手にいれているように見えます。国外では、中国が台頭し、そして日本はずしに全力を傾けている。そして彼らに協力を惜しまない日本の?マスコミ・メディアに真実と情報から隔てられ、政治家から庶民まで翻弄されているうちに、日本人はもうなすすべがないように思われます。

外堀が埋められた・・目先のことに目を奪われ、マスコミに操られ、その間にこのような事態を許してしまったこと。・・周到な彼らの所業に対して、今、日本人は何をすることが必要なのか。日本は(私たちは)まだ間に合うのでしょうか。

  

(訂正 政府が関与した→軍が関与した)

   

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