MD発射成功 弾道ミサイルの脅威へ対抗 (1/2ページ)
2007.12.18 23:31 (MSN産経ニュース)
海上自衛隊のイージス護衛艦「こんごう」が米国以外で初めてミサイル防衛(MD)システムの基幹をなす海上配備型迎撃ミサイル(SM3)の迎撃実験を成功させたことで、中国や北朝鮮の弾道ミサイルの脅威に日米が共同で立ち向かう基礎が完成した。今後、米国向けミサイル迎撃に関する集団的自衛権の問題をどう解決するか、日米の情報共有や作戦をいかに効率的に実行するかといった課題に関し、日米間での緊密な協議が必要となる。(加納宏幸)
(中略)
北朝鮮、中国がそれぞれ1000基以上の弾道ミサイルを持つとされる中、日本にMDの一翼を担わせようという米政府の意欲の表れだ。米ミサイル防衛局のオベリング局長は「成功は日米のMDにとって大きな一歩となった。MDで日本が指導的な立場の国として開発計画を推進していることに感謝する」と期待感を示す。
(中略)
米側はこうしたミサイルの迎撃が可能になる技術的進歩を見据え、日本に配備されたMDシステムが米国防衛に直接寄与するように日本政府対し、集団的自衛権を行使できないとする憲法解釈の見直しを求めている。 安倍晋三前首相は「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」で米国向けミサイルの迎撃や、米イージス艦が攻撃を受けた場合に日本が反撃できるかといった課題の検討を始めた。しかし、集団的自衛権の行使に否定的な福田康夫首相の下で懇談会は一度も開かれておらず、今すぐに憲法解釈が見直される可能性はほとんどない。
(続きあり)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071218/plc0712182331014-n1.htm
中国の軍事費14兆円超す 06年、英戦略研が分析
07/01/31 13:20 【共同通信】 http://www.47news.jp/CN/200701/CN2007013101000662.html
07/01/31 13:20 【共同通信】 http://www.47news.jp/CN/200701/CN2007013101000662.html