詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

今夜はつくづく哀しいのです。

2024-12-08 18:34:23 | 千駄記

今日の上野公園の公孫樹。青空に黄葉はよく映えます。

そろそろ東京は散り始めですが、上野はピーク。

 

12/8(日)晴  太平洋戦争開戦の日 ジョン・レノンの忌日

1941年のこの日に戦争が始まったとされます。

それと1940年生まれのジョン・レノンが1980年の

この日に亡くなりました。まだ40歳だったんですね。

ボクのビートルズ好きを知っていた父がジョンの死をボクに告げ、

こどもながらに茫然としたことを憶えている。

ちょうど「ダブルファンタジー」というLPが発売されて

まもなくのことでしたから。

 

このところ毎晩、「比喩のうた」を入力していたので

精神的にやられたって感じです。

サブスクでミポリンを聴きながら、パソコンに向かいまして

選歌400首をまとめました。

ミポリンて良い曲を歌っていたんですね。

年末まで作業を続ければ500首を超えるかもしれない。

いまのところ歌人数は100名程度でしょうか。ボクは

昭和の短歌が好きなので昭和と平成の歌人が主です。

「うわぁこのうたいいなー」って再発見があると嬉しいけれど

掲載許諾を貰えることが大前提ですから、ドレもコレも

というわけにもいきません。

上手下手、好き嫌いは関係なく短歌を読むのは疲れます。

 

岡井さんが「短歌は負の文学だ」とおっしゃっているのを

聴いたことがあって、それが染みついているものですから

好みのうたは胸にどしんとくるわけです。

愉快で幸せそうな短歌は苦手。感動しない。

 

短歌業の合間に『サヨナライツカ』を見返してみました。

読むのはラクですが、コチラもちょっと哀しい物語なので

今夜はつくづく哀しいのです。

 

 

おしまい。