もうすぐ1年の折り返し。というわけではありませんが、年末の読書会の課題図書に中桐雅夫詩集『会社の人事』を推薦しました。理由は収められている一編「きのうはあすに」を共有したいと思ったから。以下は不粋ながら、自分流の読み方です。原文「きょうはきのうに」→「きょうは(あすになれば)きのうに」原文「きのうはあすになる」→「きのうは(おとといからみれば)あすになる」なくしたものの大きさを知る一年|仁の音「きのうはあすに」 中桐雅夫 新年は、死んだ人をしのぶためにある、 心の優しいものが先に死ぬのはなぜか、 おのれだけが生き残っているのはなぜかと問うためだ...note(ノート)