TAKEUCHI's PHOTO BLOG

徒然道草の気ままな写真日記です。

香嵐渓

2010年11月26日 | 紅葉

秋たけなわ、東海地区の代表的紅葉名所・香嵐渓を散策した。飯盛山麓の巴川沿いに約4000本のもみじが見頃を迎えていた。待月橋から望む川岸に「五色もみじ」があり、五色のグラデーションが人目を引きつける。三州足助屋敷付近の紅葉、香積寺周辺のもみじトンネルが西日に輝き、今年は例年にない鮮やかさで、錦絵の様な美しさでした。隣の小原地区では、四季桜が見頃を迎え、約8500本の桜が山裾に点在する紅葉と競演していました。

行く秋の 桜と錦 二重奏

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談山神社の紅葉と曽爾高原の芒

2010年11月22日 | 紅葉

久しぶりに奈良大和路・談山神社の紅葉刈りに出かけた。談山(たんざん)神社は、大和多武峰(とうのみね)にあり、大化の改新発祥地である。後の天智天皇と藤原鎌足がこの裏山で談合し、中央統一国家の完成という大事業を成し遂げ、「大化改新談合の地」として、この社号となったといわれています。神社は現在、平成の大修裡中でしたが、紅葉も朱塗りのごとく鮮やかに輝いていました。曽爾高原の芒が狙いでしたが、急に雲行きがあやしくなり、金波銀波の光景には出会えませんでした。

 ★ しろがねの 深奥連の すすき原

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白山山麓の紅葉

2010年11月10日 | 紅葉

大判写真倶楽部の撮影会に参加し、白山麓の紅葉名所を訪れた。手取渓谷は、霊峰・白山(2702m)から流れる手取川にあり、高さ30mほどの絶壁が続き、橋の上からの景色はまさに絶景である。激しい流れが、永い時間をかけて河床の岩盤を削りとったもので、この絶壁を一気に流れ落ちるのが「綿が滝」(落差32m)である。展望台からも望めるが、急階段を下りて、力強く、豪快な滝の撮影を堪能した。紅葉はまだゆっくりと進みつつあった。

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翌日は、白山スーパ林道からの山並み・渓谷、点在する滝群を撮影した。秀峰白山山塊には、日本の滝100選の「姥が滝」(落差111m)をはじめ、「しりたか滝」(100m)、「岩底の滝」(30m)、「かもしか滝」(40m)、「ふくべ大滝」(56m)など7つの大瀑、高瀑がある。いづれも標高800m付近にあり、紅葉も鮮やかで時を忘れて撮影に没頭。特に、姥が滝は北陸屈指の名瀑であり、爆音を全身で受けながら撮影を楽しむことができた。白山は、初めての大判撮影でしたが再訪したい日本の美景である。

  滝落ちて 群青世界 とどろけり(秋櫻子)

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香嵐渓

2009年11月30日 | 紅葉

東海の紅葉名所・香嵐渓と小原の四季桜をめぐる旅に今年も参加した。香嵐渓は足助の巴川沿いの飯盛山(254m)にあり約400本のもみじが豪華な錦絵の様な表情を見せる。今年は例年よりやや早めにピークを迎えたようで、待月橋付近はかなり落葉していた。しかし飯盛山側の岸にある「五色もみじ」はまだほとんどが緑色だった。三州足助屋敷の大銀杏が逆光に輝き、茅葺屋根の落ち葉と緑の苔とのコントラストが撮影ポイントになった。中腹のもみじトンネルから巴川側の景色も西日があたり色鮮やかなスポットが随所にみられた。豊田市小原の四季桜は約1200本あり、淡いピンク色の花を一年に二度咲かせる。今年は例年より一週間ほど早 く開花し、周囲の紅葉と美しいコントラストを見せていた。

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里の紅葉

2009年11月29日 | 紅葉

11月は野山は色づき、里の景色も日ごとに鮮やかになる。やがて木枯らしが吹き冷たい雨が森をたたいて、冬枯れに向かう晩秋の粧いである。今年は比較的暖かく、陽光穏やかな小春日和の日に、揖斐川の両界山横蔵寺を訪れた。赤い橋の周辺は例年より一週間ほど早く過ぎたという。しかしよく見ると、楓はまだ青いところが残っていたり、黄、赤、緑が混在しているところもあった。塔のあたりの茅葺屋根の前の楓はちょうどピークを迎えていた。養老公園の滝も見頃となり、足早に秋の装いを終えて野山は眠りにつく。寂しさが身にしみる。

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錦秋の大山山麓

2009年11月01日 | 紅葉

中国地方きっての名山・大山へ錦秋の紅葉狩りに出かけた。中国山地の最高峰である霊峰大山(主峰・剣が峰 標高1729m)は、眺める方向によって景観が変わる。南や北は溶岩ドームによって形成された切り立った断崖絶壁だが、西からは優雅な山容で、伯耆富士と呼ばれる。中腹付近は西日本最大級の黄金色のブナ林が広がる。今年の紅葉は例年より早く色づき始め、10月下旬一気にピークを迎えた。大パノラマが楽しめる絶景展望台・鬼女台(きめんだい)から、大山を遠望、奥大山・ブナの森の木谷沢の苔むした渓谷、絶景撮影ポイントの鍵掛峠からの大山南壁の眺望などを撮影した。好天ながら山の天気は変わりやすく、小雨模様となったので二の沢、三の沢付近でしっとりと濡れるブナ林を撮影した。翌日は好天に恵まれ、青空に聳える荒々しい岩肌の大山南壁を二の沢、鍵掛峠からとらえた。山麓に広がる広大な錦秋の紅葉風景はまさに天与の絶景とよぶにふさわしい壮観なものだった。今回はウィークデイに出かけたので、道中の混雑もなく、大判カメラで思う存分撮影を堪能でき、大満足の旅に感謝したい。

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