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岐阜北上

2007-01-12 20:52:00 | 手記
岐阜に旅行したのは数年前になりますが、当時はまだ路面電車が走っていました。
カラオケで柳ケ瀬ブルースを歌う時、必ずあの赤い電車が映しだされていたので、少し寂しい感じがします。でも乗った事はなく、移動はバスを利用していました。
以前父親から、祖父は柳ケ瀬近くで生まれたと聞いていましたので、一度も行ったことのない場所に、ルーツとしての興味を覚えたのかも知れません。
確か3回は行ったはずですが、訪れた場所は岐阜市、関市、美濃市そして郡上八幡と北上する結果となりました。
バスで岐阜公園に行き、金華山ロープウェイで頂上のお城に着きますが、とても急な山で、その分景色は良いのですが、よくここに住んで居られたな、と感心します。
公園の近くにも歴史を感じさせる民家が残っている地域も在り、一時代前に戻った様な生活感があります。
関は刃物の町、美濃は和紙とうだつの上がる町として有名ですが、岐阜から車でそこを寄り道しながら郡上八幡に着きました。
水の城下町、名水百選の一番手として選ばれ、町の中にも湧き水を自由に飲める場所がある等、清流に育まれ、こじんまりとした佇まいの町です。
郡上八幡城から、山に囲まれた吉田川と町並みが見下ろせる景色は、日本の故郷そのものです。
踊りは7月中旬から9月上旬まで行なわれ、お盆は徹夜で踊り明かす、正に夏の風物詩で、私は昼間訪れたので見ることはできませんでしたが、いつかは参加出来ればと夢見ています。





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