秘密の忘年会―②

ここからは二次会に行ったNさんが仕入れた話。

やはり中国人のTさんは社長の愛人らしく、年数からして社長の奥様がご存命の頃から関係があったみたい。
しかも、Tさんの前にも社内に愛人がいたらしく、Tさんが出現して、前の愛人さんは会社を去ったみたいなんよね。
社長って日頃から道徳を重んじるようなことを言うてるけど、女関係については道徳心ってものはないみたい。

S営業部長はキャバクラで女の子も付けずにずっとNさんと普通の音量でその話をしていたらしい。
当然のことながら、常務にも聴こえる訳で、聴くにたえなくなったのか、常務が真剣モードで「も～え～やろう！」と怒鳴ったそうな。
普通なら、社長のご子息である常務の前で社長の愛人のことを一女子社員であるNさんにぶっちゃけるって考えられへんのやけど、この会社はありみたい。
多分、常務がS営業部長より年下で昔から知っている仲やからありなんかなって。
何か不思議な会社やわ。

しかし、Nさんってホンマ恐るべしやわ。

秘密の忘年会年齢相関

Iさん(営)＜Mさん(営)＜Iさん(総)＜常務＜Nさん(工務)＜Nさん(事)・S営業部長・Oさん(営)＜Tさん(営)＜私(事)＜U工務部長

年齢差は書けましぇん！

秘密の忘年会―①

餅つきの日の夕方に催された秘密の忘年会。
秘密というだけあって日頃は聞けない話や下ネタ満載の忘年会やった(^。^;)
わらすは一度行けばもう沢山って感じ。
こんな話を聞かされるのに会費を払うのはまっぴらご免って感じだわ。
┐(´ー｀)┌

この日の主役はNさん。
Nさんは上昇志向のある人で上に立つ人と仲良くなって仕事をやっていきたいと思う人で、常務やS営業部長は勿論のこと、早くもみんなの心をグッとつかんでしまってるんや。
なんつったって、中国人のTさんをぶちギレさせながらも、自分のことを理解してもらおうと果敢に挑んでいくところも今までの事務員さんにはないタイプで頼もしいんやろうね。
しかも、S営業部長に至ってはストライクドンピシャ！の女子らしく、同級生ということもあってめっちゃ盛り上がっていたみたい。

「チミ～！妬いてんじゃないの？」とお思いのそこ奥さん、確かに人心掌握力のすごさに関しては妬けるけど、わらすにはズカズカ入って行くパワーは持ち合わせていないので、しゃ～ね～なと思う┐(´ー｀)┌


秘密の忘年会―②へ続く