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娘に大金をゲームにつぎ込まれ、緊縮予算のゴールデンウィーク。
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長い長いトンネルを抜け出てみたら、そこには巨大な落とし穴がありました。
そんな感じです。
2日はおしごとでしたが、3連休なので思いっきり引きこもろうかな、と。
娘は入院したまま。
旦那君はばばの様子を見に九州へ、しかも9日まで帰ってこない。(←休みも出勤していたので鬼嫁から解放されてのんびりしたいらしい。)
息子は友達のところに行ったりなどなど忙しそうだ。
生まれてはじめて何事にも束縛されることなく過ごせる3日間を手に入れたんだけど、
連休前にばばの施設から電話がありまして。
毎年今時期に入院騒動になるんだけど、今回は施設の中で点滴できるとのことで。
なんの音沙汰もないところをみると、例のごとく復活したってことなのだろう。
好きなだけ眠るはずが、ゴミのことが気になり仕方なく起きた。
「まだ6時だからゴミ出しは早すぎだよね。(←シートかぶせてるんだけどネコとかカラスにやられることがある。)」と、在宅関連の動画を見始めたんだけど、バグがあるのか途中で止まり、結論がわからずじまい。
すっかり目覚めてしまったので、おもむろに朝ごはんの用意。
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こないだピザトースト食べようと思ったのに、トーストチーズが忽然と消えていて…。
旦那君が「あ、食べちゃったよ。」と。
なくなったらホワイトボードに書いてね、と頼んだのに肝心なときは書いていない。
旦那君のごはんは朝はやたら早い。休みの日の晩ごはんもおじいちゃんおばあちゃん並みに早い。
だから付き合いきれないのでセルフサービス。
夫婦の距離は3mというけれど、何年経過してもあなたはあなたであって私ではなく、私は私であってあなたではない。
性格の不一致とかわかりあえないから離婚するというけれど、親子や兄弟姉妹でもわからないことだらけなのだから、夫婦がお互いのことを理解しようとするのは無理なのではないのだろうか。
そのことに気がついていれば人生もっと楽しめたかもしれないけれど、
つまらないこととか、
くだらないこととか、
なぜかめちゃくちゃ気になって、
他人を自分の枠にはめようとするがごとく、旦那君のこともこどもたちのこともばばのように自分の枠にはめようとしていたのではないだろうか?
旦那君はB型、こどもたちはO型だけど、半分は旦那君と同じB型なのだ。
薬局って管理薬剤師のカラーがものすごく影響するので、オリジナルルールが存在するんだけど、
家の中にもオリジナルルールが存在していて、それって必要なときもあり、どうでもいいときもある。
62歳になるのか。
思っていたのとずいぶん違うな。
いくつになってもお金の心配をしている。
いくつになっても心配事だらけで、不安なのにちゃんと話を聞いてくれる人がいない。
そう感じて、ものすごく孤独感と疎外感を感じる。
職場でも周りに迷惑をかけているのではないかとか、やらかしちゃってるのではないかとか、浮いてるんではないのかとか、邪魔だから早く引退してくれと思われているのではないかとか。
不安で不安で不安に押し潰されそうになる。
「大人」になれば何かが変わると思っていた。
「還暦」過ぎれば隠居して、お茶をすすりながらのんびり暮らすと思っていた。
テニスは続けられないな、諦めなきゃ、と思っていた。
でも、
すみっコぐらしにハマり、限定欲しさに旅行してみたり、
自分のアクティブさに自分で驚いた。
娘のために何年も毎週東京に通ったけれど、それはあくまでも母親としてのノルマと、娘に会いたいと思う気持ちと…。
でも、
果たして本当に自分の気持ちはそうだったのかと聞かれると、かなり無理をしていたんだと思う。
家事にしても、
育児にしても、
PTAにしても、
仕事にしても、
何事も完璧主義でゴリ押ししていたんだなー。
やらなくてよかったこともたくさんあったのに。
バカだなー。
PTAなんてテキトーな理由をつけてうまく断る人たくさんいるのに。
ちゃんとやったのに、ふたりともいじめで学校行けなくなっちゃったじゃん。
息子が「妹が精神ぶっ壊れて入院しちまっはたから、オレ、頑張ってまともな人生歩まないとおかんかわいそうや。」と、唐突に言った。
何も望まないと思っていたけど、実は他の母親みたいに、名門の学校を卒業して、一流の仕事に就いて幸せな結婚をすることを望んでいたんだなー、と。
こどもってね、親のことをよく見てるんだ。
ホンネを悟られたり、深層心理を読まれたり…。
息子の一言がなかったら、息子は私の知らないうちにかなりの無理をして自分自身を追い詰めていったかもしれない。
「嫌なら辞める。」
「怖いから逃げる。」
学校でそれらはダメなことだと教わったけれど、
どんなに頑張ってもダメなときはダメなのだから…。
子育ての時、公園で嫌なことがあったときは雨戸を閉めて一緒にふて寝をしたりした。
まさに「現実逃避」だね。
いっぱい寝たらちょっとだけ元気になれた。
転勤族で専業主婦だったから他に世界がなくて本当に辛かったんだ。
だから、
ついついお客様にも声をかけてしまう。
「お大事になさってください。」だけではなく、雑談のなかに自分がかけて欲しかった言葉の数々を。
ブレイン君もブレインさんもいないから誰もそれを止める人はいない。
服薬フォローにも力をいれているから、お客様との距離も近いのが嬉しい。
でも、放って欲しいときもあるから親切の押し売りはほどほどにしないとね。
テレビをつけたらサンドイッチマンの「病院ラジオ」という番組をやっていた。
ALS。
他にもたくさんの病気があって、じわじわ進行して死の恐怖と闘い続ける人々がいる。
日常が180°変わってしまう人もいる。
五体満足でも心が疲弊している人々もいる。
辛いとき、苦しいとき、
音楽は勇気を与えてくれて、前に進む勇気をくれる。
大好きだったドラッグストアを去らなければならなかったときはパヒュームの曲に励まされた。
今回の娘の騒動の時はよみぃさんのピアノに助けられた。
芸術とは魂の叫びであり、人の心に感動を与えたり、勇気を与えたり、心を落ち着かせたりする効果もあるんだなー、と思った。
「病院ラジオ」のリクエスト曲の嵐の「カイト」、高橋優さんの「プライド」、秦基博さんの「ひまわりの約束」。
どれも涙があふれてジーンとなった。
あとどれくらい生きられるのかはわからないけれど、
悶々とするときもあるけれど、
明るく生きていきたい。
仕事も辛いより、楽しいほうがいいじゃん。
ゆうこらしく。
おせっかいばあちゃん、今日も元気❗
そうありたいと願う。
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