主婦&薬剤師ゆうこの ワガママにっき

主婦&薬剤師のふたつの顔を持つ
変なおばちゃんの日常を気の向くままに綴ります。 

続 呼吸器科はどこにあるん?

2017年09月27日 00時48分30秒 | できごと

朝から執筆活動していたら時間切れアウトで不完全燃焼。

期待するほどの内容じゃないんだけど、案外知らないことがテンコ盛りかも。

隣町Bの呼吸器科を探そうとググってみた。
内科系はあるけど、専門とは言いがたい。
隣町Bは漁師町で古くから栄えていて、医院からクリニックになった専門医が多い。
整形外科も眼科も循環器科も評判のいい先生がいるのに、惜しいかな呼吸器科はない感じ。だから我が町の病院の呼吸器科か、某大病院の呼吸器科か、公立病院の呼吸器科受診してるわけで。予約入れるだけでも苦労するらしい。

隣町Aの呼吸器科をググってみる。
あれ?こんなところにクリニックなんてあったっけ?
循環器科と外科と呼吸器科があるじゃん。おおっ、私が診て欲しいっ。
胸痛いし喘息予備軍だし、巻き爪処置もしてくれるようだ。

どこぞの病院みたいに週に1回で、月に2~3回なんてことはなさそうだ。
有名病院のドクターに診てもらえるのはありがたいけど、たまにしか診察してもらえないのでは不安だし。

早速電話してみると予約は不要で午後も診察していると。

スタッフの皆さんはどの方も親切で感じよく、先生も優しくて、「呼吸器科も内科も大差ないですよ。」なんて謙遜したり。

肺はきれいなので咳喘息一歩手前の気管支炎ではないかと。レルベアとホクナリンテープをもらって来ました。

近くで社宅の取り壊しが行われていて粉塵が風に乗って飛んできます。
季節の変わり目だし、茅などの雑草も繁殖。アレルギー性の可能性もあるし、ストレスによる逆流性食道炎の可能性もあるみたいで、機関銃のように咳が出てしまいかわいそう。

はちみつレモンを飲んだり、咳が鎮まりそうなものは片っ端から試したけど…。

なぜかまだおさまらない。

外来でも同じような症状を訴える人が…。

今年は猛暑で暑かったせいか体調崩す人が多くて、中にはお亡くなりになる方も。年関係なく要注意ですね。

内科と外科の違いってご存じですか?
診療科目っていろいろあるけど、眼科や耳鼻科や皮膚科や歯科や産婦人科や整形外科はわかりやすいけど、内科と外科の違いはわかりやすいようでわかりにくい。

大雑把に言うと手術したり縫合などの処置をしたりするのが外科、しないのが内科?

どれどれググってみるとするかな。

(中断)

https://ishicome.medpeer.jp/entry/801

これなんてどうでしょう?

世の中わかりそうでわからないこととか、知っていそうで知らないことってたくさんある。

たとえば解熱沈痛消炎剤。

読み方さえわからない人も結構いる。

「げねつ ちんつう しょうえんざい」

カロナールやロキソニンの説明で薬剤師さんはこの表現を使うけど、一般の方々には理解してもらえなかったりする。

「熱さまし」「いたみどめ」「腫れを鎮める薬」と表現を変えた方が意味が伝わりやすい。

下剤とか坐薬もそうだね。

「便秘の薬」とか「便をやわらかくする薬」の方がわかりやすい。

坐薬を座って使うものだと思い込んで、座って飲みましたとか、

息子の友達は「スゲーデカさの薬を飲むのに苦労したよ。ロケット型でさ、飲みにくいったらありゃしない。」と真顔で言ったらしい。

「おまえそれ坐薬って書いてなかったか?」

「ああ、坐薬って書いてあったからしゃがんで飲んだ。だからなおさら飲みにくくてさ。」

「おまえそれケツの穴にさす薬だぜ。飲んじゃダメなんじゃね?」

「え?マジ?おれ死ぬの?」

「死にゃせんやろ。おかんが似たような話してた。そいつちゃんと生きてるし。」

彼は中身だけ飲んだけど、大学病院研修時代の事故報告では包装されたまま飲んでしまいのどに傷がついたとか。

服薬指導ってとても大事。
わかりやすく丁寧に。なおかつ必要以上に時間をかけない。

様々なシチュエーションで様々な薬の服薬指導や患者様やご家族、介護の方からの質問に答えなければならない。

投薬は簡単そうで実は一筋縄ではいかないものなのだ。

ベテランでもてこずるのだから、経験がないからと悲観することはないと思うし、やらなければできるようにはならない。
答えられなければ「調べますのでお待ちください。」でもいいのだ。今はスマホとかiPadとかパソコンとか便利なグッズがたくさんある。

聞き取り内容が不充分なら「詳細語らず」とか「代理人のため詳細確認できず」などと薬歴に記入する方法もある。

SOAPそれぞれにある程度の定型文を作り、その中から選択できるようにすれば薬歴入力は俄然早くなる。
パソコンに慣れると他にも便利な機能がいっぱい。

習うより慣れろとはよく言ったもので、やっていくうちに自分なりの投薬スタイルができてきて、それなりに会話できるようになる。

ゆうこはおばさんになってからの調剤薬局デビューだから初対面の人が相手でも話しかけたり、おばさんならではの話術を駆使できるだろうといきなりの投薬でしたとさ。
その前にドラッグストアで接客経験積んでいたし、主婦として母として様々な経験を重ねてきたから…。
が、しかし、投薬をあなどってはいけない。アムロジンだけの処方だからと気軽に投薬にいって別のことを聞かれたり、その内容が癌の宣告とか配偶者の死とか重かったりして…。

つぎつぎと流れてくる処方箋をさばくには気持ちの切り替えも必要。

え?投薬って何かって?
お薬を患者様に渡す薬剤師の行為。
そのときに飲み方(服薬)とか注意点とかを説明し、食生活など付随する内容のアドバイスをするのが「服薬指導」。

薬剤師は「指導」という言葉がお好きなようだ。

患者様の中には薬剤師ごときがあれこれ聞くなとか、薬剤師ごときに説明されても迷惑だと思ってる人もいる。

でも中には医師に聞けなかった素朴な疑問や生活などの留意点、食事内容に関する疑問や注意点などなど誰かに教えて欲しいと思っている人もいる。

何度も薬局を訪れるうちに、「あ、ここの薬局なら教えてもらえる。」とか、「あ、この薬剤師さんに聞いてみよう。」とか思っていただけたら幸せだ。

世の中わからないもので、いつも不機嫌でほとんど話さなかった人がある日突然質問してくれたり、怒ってばかりいる人が実は薬局のファンだったり。

日頃の努力が実を結ぶとき、本当の意味の「かかりつけ薬局」になれるのだと思う。

「かかりつけ薬局」とは患者様本人が信頼できる薬剤師、信頼できる薬局を選ぶものであって、加算がとれるからと本人の意思を無視して薬局サイドの都合で(半ば強引に)かかりつけ薬剤師の契約を結ぶのはおかしいと思う。

ゆうこは断れない性格なのでうっかり別の薬局で薬を受けとる際にかかりつけ薬剤師の申し出に「はい。」と答えてしまうところだった。

日本人て素直だから、かかりつけ薬剤師の申し出を断らずに契約書にサインしてしまってるのではないだろうか。

かかりつけ薬剤師の契約を結んだからには様々な恩恵が受けられるはず。
薬剤師との繋がりを持つことはこれからの人生において有意義だと思っていただけるような仕事をしないと失礼に当たるんだなーと思う今日この頃。

社員さんじゃないから薬剤師会にも所属してないし、認定薬剤師じゃないし、かかりつけ薬剤師の条件を満たしてないゆうこはかかりつけ薬剤師になることはできないけれど、気持ち的には負けたくないからもっともっと自分を磨いて、淘汰されないよう流れに乗っていかないとね。

だって身体が続く限りは現役でいると決めたから。

ウエルシアにとても興味がある。
ドラッグストアへの情熱未だ冷めず。
でも調剤薬局の面白味をみつけちゃったからこのまま走り続けるしかないかな。クビにならなければ、だけどね。

人と人との触れ合いが好きになりました。一期一会、後悔のないよう今できる最大限のサービスを提供したい。
そのためにはまだまだ修行が必要。

同じ薬剤師として考えの助っ人が増えてきたから心強い。

さあ、明日も頑張ろう。

っていうか、早く寝ようよ。

もやもや病を振り払うにはブログが必要。まだまだ仙人の域には達してないようで。

先駆者は苦難がつきもの。
後輩を育てるのも年配者の努め。

まだまだやることはたくさんあるからカツ丼食べて頑張ろう!

惣菜の豚カツで手軽にカツ丼できますよー。

美味しいもの食べてお仕事頑張ってこどもたちと旅行できたらそれでよしとするか。

え?旦那様は?ってか。

カマキリ化したゆうこは夫を遠ざけたいみたいで…。

熟年夫婦の距離は3m。
なにかのCMでやっていた。

熟年離婚の危機を回避するには距離をおくのがいいのかも。

閉経を迎え女ではなくなった今、残された人生をいかに生きるか。
それが今後の課題だと思う。


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