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病院勤務をしていたときに、千葉県東方沖地震が起きた。
すごい音がして、棚からものが落ちたり何かが倒れたりして、
死んだと思った。
まさにThe End。
でも、生きていたんだ。
看護師さんと抱き合いながら無意識に薬局を出たらしい。
ふと気がつくとふたりで待合室の入り口辺りの床に座り込んで抱き合っていた。
ちなみに抱き合うほど仲がいいわけではなかったんだけど、
ふたりとも怖すぎて抱きついてしまった感じ?
その頃はまだ若かったから怖いものがたくさんあった。
蜘蛛(くも)とかゴキブリとか犬とか猫とか。
蜘蛛は時代劇に出てきた人が蜘蛛嫌いで、それが印象に残ったのかもしれない。
ゴキブリは「世界が燃え尽きる日」の映画なんて観るから、放射能で巨大化したゴキブリがガソリンスタンドに群がるシーンが脳裏に焼き付いたのと、天井から滑空してきたゴキブリが顔に当たって落ちたのがトラウマに。
猫はもちろんゲゲゲの鬼太郎とか「化け猫」が出てくる映画とか。
犬は小学生の頃に飛びかかられて倒されてベロベロなめ回されたから。犬的には好意的な仕草らしいんだけど、
死んだと思った。
まさにThe End。
地震は怖い。
実はちょっとした予知能力があるからなおさら怖いものがある。
予知ができたとしても具体的にいつどこでがわかるわけではないし、
わかったとしてもなすすべがない。むしろ大切なぬいぐるみに囲まれて死んだほうがましだとかバチ当たりなことを思ったりする。
ほら、さんざんなことだらけだから。
娘を連れていきたくもない精神科に連れて行き、病名をつけられ、障がい者認定が通り、喜ぶべきなのか悲しむべきなのか複雑な心境だ。
レキサルティ飲んでおとなしくはなったもののもう元には戻れない。
精神的な病がいくつも見つかった。
見つかったというよりも、病名が何個も付けられたという表現のほうが適切かもしれないな。
「もしかして癌じゃないかしら。」と思っても一縷の望みを持ちたいのが人間の心理。
「あなた癌ですよ。」
「ガーーーン。」
病名がつかないと公的補助は受けられない。
公的補助を受けるということは病名を人目にさらすということで、本人もだけど、家族にとっては心の葛藤がはかりしれない。
なぜ、人と違うと異常と言われるのか。
類いまれなる才能を持った人間は人と違いすぎてキチガイ扱いされること多々あり。
誰だって精神的に追い詰められればうつ病になるし、よってたかって言葉の攻撃をされたりしたら精神崩壊するんじゃないのかな。
もしもこどもたちが順風満帆に育っていたら…。
ゆうこは多大なる過ちを犯していたことだろう。
「狼は生きろ。豚は死ね。」
角川文庫のCMだったのかな?
「24時間闘えますか~♪」
リゲインが脚光を浴びた頃だね。
今もITT関係の会社では新入社員の持ち物に「寝袋」がある。
会社に寝泊まりするためだそうだ。
「サブロク協定」は果たして労働者に福をもたらしたのか?
残業規制は厳しくなるのに慢性的な人手不足は改善されず限られた時間のなかで効率のよい仕事を、という風潮。
みんな疲れてる。
疲れてるから抵抗力が落ちる。
抵抗力が落ちるからウイルスにやられてしまい心身共に疲弊する。
へたするとマジで「The End.」。
自分の身は自分で守るしかないんだけど、
トリプルアタックで「The End.」。
ばばの超長生きアターックっ。
娘のお金使い込みアターックっ。
とどめの眼圧急上昇ビームっ。
オワタ
まさしく「The End.」。
が、しかし、いいんだか悪いんだか朝は普通に訪れて、とりあえず目の状態はそれなりに落ち着いてる。
人と人との関係は紡いでいくものだと知りました。
紡ぐとは。
紡ぐに終わりはないのかも。
「The End.」からの復活っ。
誰かに優しくすれば自分の気持ちもほっこりすることを知りました。
「ありがとう。」の言葉があるからがんばれる。
言葉は時として受けとる側次第で凶にも吉にもなるけれど、
泣かせるよりは喜んでもらえたほうがいいよね。
でも、
悲しいときにはそっと寄り添う。
それもまたありなのではないかと。
ひとりぼっちの人があちこちにいるから、
おばさんでよかったかも。
声をかける勇気もあるし、初対面でも話題に困らないから。
それこそ話が「The End.」どころか「continue」。
歳を重ねるとめっきり自信がなくなり引きこもりがちになるけれど、
いくつになっても「出番」はあるし、この歳だからこそできるものはたくさんあるかもしれないし。
人生いろいろ。
頑張った自分を自分で誉めてあげませんか?
自分へのご褒美。
今日のゆうこのご褒美はうまい棒コーン味でしたー。
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