主婦&薬剤師ゆうこの ワガママにっき

主婦&薬剤師のふたつの顔を持つ
変なおばちゃんの日常を気の向くままに綴ります。 

朝は◎◎から始まる

2021年04月12日 12時31分02秒 | できごと
朝は苦手だ。

「わたし低血圧なのよ~。」
桃井かおりの台詞じゃないけど、血圧が低いと起きてからしばらくは頭に血が回らず、ボーッとして食欲以前の問題なのだ。

子供の頃、3丁目のワンシーンのようなちゃぶ台でごはんに味噌汁にめざしと目玉焼きとかの朝ごはんをちゃんと食べてからじゃないとダメと母から言われまして…。

食欲ないし、食細いし、好き嫌いだらけのゆうこにとって、張り付け獄門レベルの苦行だった。

夜型なので朝は苦手。
夜型だけど、9時には寝ないといちいち戸を開けてチェックされる始末。テレビなどもってのほか。

当時テレビは普及したばかりで、人気番組を見ないと学校で話題に乗れなかったんだ。

同世代の人々は絵の具でウルトラQといえば通じるだろう。

ウルトラマンごっことか、仮面ライダーごっことか流行ったし、仮面の忍者赤影ごっことか、怪傑ライオン丸なんてのもあったなあ。

8時だヨ!全員集合やスター誕生とか伝説の番組もあった。

でも、

当時「教育ママゴン」という言葉が生まれ、スネ夫のママみたいな感じの教育熱心な母親が良しとされた。

母は教育熱心を通り越して「スパルタ」。なんせ日本赤十字社従軍看護婦で召集令状が来たことを自慢してるくらいだから。終戦にさえならなければお国のために働けたのに残念だ、と何度も何度も聞かされた。

事あるごとに「おかあさんはね、どんなに辛くても歯を食い縛って耐えてきたし、たとえ理不尽と思っても年上には逆らわなかったわ。」と。

万事が万事その調子だから、矛先がこちらに向かないようおどおどビクビクしながら暮らしていたのだから食事が楽しめるわけなどない。

学校では給食が苦手で、食べるのも遅く、「ゆうこちゃんがいつまでも食べてるから掃除できないじゃん。」と言われて。

身に付いたのは牛乳で流し込む技と噛まずに丸飲みする技。

病院勤務時代に昼休みがほとんど取れなくて、この技が役に立ち、早食い選手権に出られるほど食事時間が短くなった。

今でも5分程度で食べ終わるから、懐石料理とかフランス料理とか宴会とかとても恥ずかしい思いをしてしまう。

「料理を味わう」ことができなくなっちゃったじゃん。

て、いうかその前に「食べる」という行為そのものが恐怖で、野菜を見ると過呼吸になることも。

それって「摂食障害」じゃね?

そういえばパンを食べるとのどにつまったりもしていたし、食事の時間になるとおなかが痛くなったりもしていた。

でも、

「口ごたえは許しません❗」とか、

「戦争中はね、食べることすらできなかったのよ。食べられることを感謝しなさい。」とか。

あれから半世紀。
世の中は激変し、お金さえあればコンビニで何でも買える時代になった。

手軽に食べられるもの、美味しいものを選べるなんて夢みたいだ。

色とりどりの様々な商品がところ狭しと並べられ、季節ごとに商品が変わり、流行りのものもいち早く並ぶ。
そんなコンビニが大好きだ。

コンビニのようにワクワクするのがドラッグストア。
こちらも流行に敏感で、コンビニよりも安いものがたくさんあるし、日用品など身近なものも買える。

最近のスーパーは面白くない。
短期間のデータばかり見るから品揃え悪いし、プライベート商品だらけで買いたいものが買えない。

でも、

なかにはお客様のニーズに合わせて商品を並べるだけではなく、作りたてのお惣菜や、仕事帰りに合わせて商品を並べ直してくれる粋なはからいもあったりする。

主婦としてごはんの献立を考えるのは苦労する。
食べるのが好きで作るのが好きだと思っていた時期もあったけど、

今さらのように気がついたんだ。
主婦であるからにはそうじゃなければならないと自分に言い聞かせていたことに。

還暦を機に、いや、子供たちが独立したのを機に、夫婦で同じ時間に同じものを食べるのをやめることにした。

独立したはずの子供たちは舞い戻って来たけれど、もう「こども」ではなく「おとな」なのだから、母親業を引退してもよいのでは?

夫婦の役割分担はあくまでも昭和時代の名残であり、それぞれの家庭でそれぞれでよいのではないだろうか。

我が家には降ってわいた災難による難題と親の高齢化による難題とご近所さんの高齢化による難題が山積みになっている。

でも、

どの家にも難問はあるのではないだろうか。

生きるということは大変なことで、老いるということには逆らえないと知った。

朝起きてまずやることは、

目薬を2種類さす。(←ここが一番大事❗)
眼圧が再び上がるようなことがあれば今度こそ失明する。
理論的には房水の出口を広げたので眼圧が再び上がることはないと言われたが、血圧の急激な上昇とともに眼圧も上がるから…。
「逆上」とか「激怒」とか「激昂」とかはヤバい。
でも、薬剤師は精神削られる仕事だし、娘は病気だからと思いながらつい腹立たしさを抑えきれなくなり…。
施設に預けている母も入院すればまた病院との往復の日々が始まる。

夫の定年などなど不安材料は数えきれないけれど、将来の事をきちんと考えたってどんでん返しをくらうのならいっそのこと成り行きに任せて流されてみよう。

なんて事を考えながら次にやることは洗濯などなど朝のお仕事。

そして朝ごはんを食べる前にやることはコレ↓
レルベアを吸入する。
ビラノアを飲む。
漢方薬(大建中湯、麦門冬湯、小青竜湯)と痰きりの薬を飲む。
小青竜湯は主治医が錠剤の方が飲みやすいよ、と錠剤にしてくれたけど、1回に6錠だから結構大変。

ビラノアは空腹時なので寝る前の指示なんだけど、晩酌するので寝る前は結構満腹だったりするから朝飲んでるの。

あちこち痒いし肌も老化の一途をたどってるし。
ハウルの動く城の台詞じゃないけど、歳を取るって大変❗

そして朝ごはん食べて、台所片付けて、洗濯物干して、仕事の日は仕事にゆき、オフの日は主婦業にいそしむ。

そしてたまに執筆活動をしたり民生委員や町内会のお仕事をしたり。

歳を取ると病院通いもちゃんとスケジュール組まないと薬がなくなったりする。

接客業なので美容院もスケジュールに入れないと。
忘れるから次回の予約を入れて紙に書いてもらってる。
そうしないと忘れちゃうの。
認知症というよりキャパオーバー?

抱えるものが多すぎて重すぎるけど、なにもないと枯れて朽ち果てるかもしれないから、ノルマはクリアできない方がいいのかも。

昨日は早く寝たのにおなかが痛くて目が覚めて、トイレにこもり、寒いからとヒーターつけたけど動かなくて。
故障かと思ったらコンセントのスイッチがオフになっていて。

小さいのに暖かい。

暖房の力は偉大だ❗

今朝も寒いので石油ファンヒーターをつけた。

温かい風が心地いい。

暖気を風で飛ばそうという発想がすごいと思う。
火事にならずに温かさだけを動かすって画期的❗

家電製品てどれも良くできてる。

身近なものは当たり前にそこにあるけれど、どれも誰かの画期的なアイデアにより生まれたものなんだなー。と感動。

そういえば認知症が進んだ母がハサミを見て、これは何かと聞いたので「ハサミという名前でこうやって使うのよ。」とヘルパーさんを見習って優しく説明してみた。

「わあっ❗なんて便利なのかしら。スゴい❗スゴい❗」と感動していたっけ。

当たり前の日常に不満を抱いたりしていたけれど、案外人生は「非日常」が当たり前で、交通事故と同じようにちょっとしたタイミングのずれで生きてるのかもしれない。

いろいろありすぎていろいろいっぺんに考えたら頭の中でミックスされて変な夢を見た。

夢の中には日頃心配なこととか気がかりなこととかが出てくるらしいが、願望も現れるらしい。

エヴァンゲリオン「破」を見終わり、「Q」の途中まで見た。

エヴァンゲリオンのシーンも混ざったものだから、久しぶりに奇想天外意味不明な夢になっていたけれど、仕事は続けたいんだなってわかった。

不安なのは娘の病気と、これから先のお金の事。

お金に関しては父と旦那君に感謝。家があるから家賃は要らないし、ふたりとも長い間同じ会社で働き続けてくれたから。

でも、

なぜか旦那君とはよくもめる。
私はカマキリなのか?

いや、別々のところで別々の育ち方をして、感じ方も考え方も異なるのだから仕方ないのかな。

「女性は子を宿し子は母親のおなかの中で10ヶ月間すくすくと育ち、出産によって母となるから母親としての実感がわくけれど、父親はそうはいかないから親としての自覚が足りないのは仕方ないのかもよ。」

B型夫の感じたままの発言。
いつものことなんだけど、

ブチ切れました。
平手打ちしなかったのは自分の手が歳なので骨折するのを本能的に止めたのかもしれません。なんせ商売道具ですから。

男性薬剤師って絵に描いたようか美しい手の人多いんですよ。
お薬もらうときに手に注目してみてください。

うーん。うーん。

そのあといろいろ考えてみたら、女性も子供がある程度の大きくなるとホルモンバランスが変化し、母性本能がなくなるという説もあり、食事の世話だけではなくならゆる場面でめんどくささをかんじたり、親子でもめたりするようになる。

どっちもどっちかな。

法律的には男性は生活費を稼げば父親としての責務を果たしたことになるらしい。

が、しかし、親が年老いてくると子供は急に心配になるらしく…。

立場が逆転したりもして、

心配なあまり禁止事項が増えたりする。

火事が心配だからひとりの時に揚げ物をするなとか、高いところのものを取るなとか、重量物を持つなとか。

子育てはとてもとても大変だけど、育てていればこそ助けてくれることもある。

でも、

子供の人生は子供のものだから、邪魔をしたり負担をかけたりしないよう無茶はやめて健康に心がけないとね。

朝は散歩からスタートしていた父ってスゴいなあ、と改めて思う。

仕事は身体が動く限りは続けたいけれど、こればっかりは神のみぞ知る世界。

テニスは無理のない程度に続けたいけれど、足腰が弱くなるとダメだから、

やはり散歩を生活に取り入れないとね。

遊歩道もあるのに…。

あとはやる気か。

歳を取ると気力もなくなってくる。何か散歩の楽しみを見つけないと。

「コンビニに行って酒を買う。」

目的としてはいいけど、酒を買う時点で不健康だろ。

んー、もともと努力とかと縁がないからなあ。

散歩するする詐欺だわー。

家でゴロゴロしてテレビ見ながらおやつ食べてお茶飲んで…。
楽をしたら二度と痩せられないから、

働けるときは働こう❗

働けるところがあるって有難い。

と、立派なことを書きながらチュッパチャップスなめようとしてる。

棒に賞味期限書いてあったんだね。

じゃんけんするけど2本しか出ない…。

じゃんけんも弱いしくじ運も悪い。当たるのは当番くじとか役員くじ。

春か。
PTAと縁が切れたのに、民生児童委員だから学校との縁は切れるどころか密接に。

ま、そんなもんだよ。世の中は。











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