主婦&薬剤師ゆうこの ワガママにっき

主婦&薬剤師のふたつの顔を持つ
変なおばちゃんの日常を気の向くままに綴ります。 

残された楽しみ~晩酌~

2021年01月20日 01時06分28秒 | できごと
コロナ禍でいろいろなものが変わってしまい、お気に入りの店とかお気に入りの場所とか消えてしまったけれど、

まだ残された楽しみがある。

夜な夜なお気に入りのお酒を選びながら美味しいものを食べる楽しみは今や贅沢なのかもしれないな。

昼休みに「私たちこうやってお弁当食べながらたわいない話をしているけど、これって恵まれてるのかもしれないね。」という話になった。

感染のリスクと闘いながら日々を過ごしているけれど、

仕事があることは今や奇跡的なことなのかも。

みんなを喜ばせようと休みなく働いていた飲食店の人とか、けなげに働いていた農家の人とか、いろいろな人々がコロナ禍で職を失い生活に困ってる。

国の支援の恩恵を受けられない人もたくさんいるだろう。

「ねえ、こんな時にあんただけいい思いをしていいの?」とか、

「ねえ、ズルいわよ。あなただけそうやって普通に暮らしているだなんて。」とか、

きっと恨まれたり妬まれたりしてるんだろうな。

でも、今までずっと辛い思いをしてきたのに…。

辛い思いをしてきたのなら堂々と酒を飲めばいいのに、

手放しで喜ぶことはできない。

用事があるから出かけたのにビクビクしてる。

悪いことをしているわけではないのに、働いていること、いや、仕事ができている事自体が後ろめたくなってくる。

「ごめんなさい。私、普通に暮らしちゃっててごめんなさい。」

全然普通じゃないのに、

引きこもりの子を抱えてるのに、

92才の母親からの呪縛に悩んでいるのに、

急性緑内障で目にハンディ負ったのに、

もう還暦で、棺桶に片足突っ込んでいるのに、

「ごめんなさい。私お酒飲んでごめんなさい。」

誰に謝ってるのか。
天使の自分に謝っているのか。

辛いことや嫌なことから逃げたくなる。

酒かっくらって、無理矢理寝る。

寝ていても、

「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。…」

やることなすこと全てが誰かの気に触ってるような錯覚に陥る。

精神的な疲れがたまってゆく。
痩せていくなら嬉しいけれど、

醜い身体に年老いてゆく頭髪と顔。

どうみても疫病神みたいな感じがして嫌になる。

でも、

こんな私でも待っててくれる人がいて、頼ってくれる人がいて、励ましてくれる人がいるから頑張ろうという気持ちになれる。

ハプニングが起きると責任感じてしまうけれど、

不可抗力ってこともあるんだよ、と慰めてくれる人もいる。

住む家があって、暖かい部屋でごはんが食べられてお酒が飲めたらそれで充分なはずなのに、

旅行に行きたい。

カラオケに行きたい。

外食したい。

人間て欲張りだ。

でも、

お気に入りの店は閉店したし、観光地は変わり果ててしまい、

もう元には戻れない。

人通りの少ないショッピングモール、車がほとんど走っていない幹線道路。

映画のワンシーンのように背筋が凍りそうになる。

忘れよう。コロナの事は今は忘れよう。

そう思いながらテレビやラジオをつけると、

コロナの話題ばっかり。

日頃の会話もついついコロナの話になる。

ほら、ブログまで。

ああ…、なんだかんだいいながらコロナの文字が頭のなかをグルグル回っているのか。

ジムを退会した。

ソーシャルディスタンスで機械が半分しか使えないので待ち時間が増えたし、ジムに通うこと自体が後ろめたい。

テニスは再開したんだけど、手放しでは喜べないし、目の調子はまだ完全ではなくスッキリしない。

だからなおさら酒に走る。

薬剤師らしからぬ行為。
それはわかってるんだけど、

仕事は薬剤師だけど、

私は私。ただの人。

白衣を脱いだらただの人。

ただの人だからいろいろなことが心配でいろいろな事が不安。

いつまで続くんだろ?

コロナも母親からの呪縛も。

自由になりたい。
でも、自分で自分を縛りつけてる。

酒飲んで寝る。

適量にしないとね。

飲みすぎると興奮して眠れないから。

350mlを1本が適量かな。

Amazonで見つけたお楽しみセット


それぞれ2本ずつ、合計20本入ってるの。

なんだかんだで購入3回目。

選ぶのも楽しい。

楽しみがないと生きるのが辛すぎる。

ささやかな楽しみだったんだけど、コロナ禍の中では贅沢なのかな。

よくわからないや。

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